借金について

2008.08.16

「脱サラ大家が目指す経済的自由への旅立ち」ブログへようこそ!


最近、いろんな方のブログで不動産投資のスタンスについて議論されていますね。

収益物件へのアプローチだけでも、
@激安戸建を探している方
A築古の超高利回り木造アパートを探している方
B資産価値の高い(銀行にとって)RC物件を購入している方

などなど、いろいろなやり方をみなさん実践されています。

私の場合はこの中で言えば、Bを実践している事になるわけですが、@やAを否定するつもりはありません。

むしろ、いろんな方の話を聞いたり読んだりすることで、いろいろな考え方に触れる事が出来て、すごく勉強になります。

ところで、Bを実践するに当たって、残念ながら私に資金はほとんどありませんでした。

なので当然、借金を利用する事になるわけですが、私がもっとも大きな影響を受けた金持ち父さんシリーズの著作で有名なロバート・キヨサキ氏は、借金について興味深いことを言われています。

『ニワトリ小屋の中の多くの人は、借金をしないのが賢いやり方だと思っている。金持ち父さんは私がまだ子供のころに、世の中にいい借金と悪い借金があることを教えてくれた』

さらに、こう続けています。

『いい借金というのは、きみを金持ちにしてくれる借金だ。悪い借金はきみを貧乏にする』

『借金が悪いもので、借金をしないのが、賢いやり方だと思っている人がニワトリ小屋の中にこれほどたくさんいる理由は、彼らの世界で自分たちが知っている唯一の借金が悪い借金だからだ』
(「金持ち父さんの予言」 p261)

では、
「よい借金」とは・・・

『私は、貯金するより借金をする。実際のところ、お金をたくさん借りて、不動産投資に注ぎ込む自己資金を少なくすればするほど、ROI(投資収益率)が上がる。
つまり、いい投資物件であれば、借りれば借りるほどお金が一生懸命働いてくれて、収益が増える』

『わかりやすく説明するために、ごく簡単な例を挙げてみましょう。
10万ドルの不動産をを買ったとして、価格の20%つまり、2万ドルの頭金を払い、8万ドルを8%の金利で借りて、経費をすべて払った後の利益が月々200ドルだったとする。この場合、ROIは約12%になる』

さらに・・・
続けてこのように語っております。

『一方、まったく同じ条件で、1万ドルつまり10%だけ頭金を払い、
90%にあたる9万ドルを8%の金利で借りると、月々の純利益は毎月約130万ドルまで下がるが、1万ドルの投資対する収益率は約15%になる』
(同 p312)

【借りれば借りるほど、お金が一生懸命働いてくれて、収益が増える】
これが借金する一番のメリットなのでしょう。

だからといって、これだけで借金を全肯定するつもりはありません。

その人それぞれの立場において、不動産投資をする目的やそのやり方によって、借金しなくても済むやり方があればそれを選択するのがベストだと思います。

もし借金をするのであれば、「良い借金をしましょう!」って事ですね。

そのためには、不動産投資に関連するさまざまな分野で日々勉強を怠らないで行きたいと思います。

私は、不動産からのキャッシュフローで経済的自由を得た上で、以前よりひそかに考えている不動産関連のビジネスモデルを始める事が将来の野望です。



タグ:借金
posted by ゴン at 22:12 | Comment(3) | 融資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

燃料電池住宅の幕開け

2008.08.17

「脱サラ大家が目指す経済的自由への旅立ち」ブログへようこそ!


先週の金曜日、日経新聞夕刊に「省エネ住宅の本格展開」の記事が一面に載っていました。

記事は、来年度から燃料電池や太陽光発電付きの建売住宅を積水ハウスやパナホームなどから相次いで発売が開始され、1980年代の住宅と比較すると光熱費が1/4以下になるという内容でした。

実は私、サラリーマン時代はこの「燃料電池」に付随する水素製造技術関連を担当する三流研究者でありました。(笑)

なので、この「燃料電池システム」にはちょっとだけ詳しいのです。ぴかぴか(新しい)

燃料電池とは、都市ガスやLPガスなどから 取り出した水素と 空気中の酸素を利用して、水の電気分解の逆の化学反応により直接電気へ変換し、発電するシステムです。

電気を使う場所で発電するので送電で発生する無駄がありません。
(なので遠い将来は、原子力や火力、水力等の各発電所は一部用途を除きほとんどが不要?になります)

また従来の発電方式では捨てていた、発電の際に発生する熱もお湯として利用できるので、エネルギーを効率よく使え、これまでよりCO2排出が少なくなります。
更に、音も静かで、排気もクリーンな、環境に配慮した発電装置なのです。


今回の記事では、個人住宅への導入にフォーカスが当たっていますが、、、

実はこのシステム、、、
一戸建てよりも、マンションやアパート、ビル等の一棟全体に導入するのが一番メリットが出る事になります。

詳細は長くなるので割愛しちゃいますが、エネルギーの利用効率がさらに良くなり、よりコストメリットが享受できる事になるのです。

当初、燃料電池関連の業界では、住宅分野に限らず車(水素自動車)やパソコン等のハンディー用電源として2010年が本格普及期の目標とされてきました。

現状では、この目標達成は難しいと言われていますが、10年、20年のスパンで考えると、建築業界でも確実にスタンダードになっていると思われます。

人間、生活費の中でも光熱費には非常にシビアですからね〜。
既存のビルやマンション、一戸建て等でも確実に燃料電池の導入等のエネルギー転換が求められる事になるのではないかと思います。

過去に石炭から石油へエネルギー転換がなされたように、近い将来、石油から水素社会へとまた大転換される過渡期に差し掛かってくる事になるのでしょうね。



posted by ゴン at 20:49 | Comment(2) | 脱サラ大家日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

はらわたが煮えくった事件 その1

2008.08.18

「脱サラ大家が目指す経済的自由への旅立ち」ブログへようこそ!


先週、札幌滞在中に、はらわたが沸騰して煮えくり返った事件。
少しだけ、事の顛末を書きたいと思います。

札幌マンションでは、広告費として250%出しています。
内訳は、入居者を決めてくれた客付会社に200%で、管理会社に50%としていました。
(管理会社が決めてくれた場合は、250%全額を管理会社に支出)

ところが先週、客付仲介会社をあいさつ回りした時に、対応してくれた担当者から、

「管理会社からの募集FAXには100%の広告費しかなかったので、届いていた募集FAXはいつも捨てていた」

と言われたのです。

「そんなはずは無いですよ。200%でお願いしています。」
と私が答えたのですが、
「いや100%になってます」
との回答でした。

この話を聞いた時、私の頭とはらわたは、煮え繰り返ってお腹と頭が溶けそうな位に沸騰したわけです爆弾

札幌では、よほど競争力のある物件で無い限り、広告費100%では、なかなか決まらないと思います。

昨日、早速管理会社へメールでこのあたりの真意を確認しました。


今日になって、その回答が以下の文章で帰ってきました。

仲介業者様が、「仲介業者には仲介料を100%しか払わず、150%を管理会社が取っている」とのお話は全くの誤解です。
○○オーナーの指示当初から、仲介業者には200%で弊社が50%としておりますので、何卒ご理解頂けますようお願い致します。
仲介業者がオーナー様に弊社の情報と違う事をお話する事は往々にしてあることなのですが、それがオーナー様の弊社への不信感となることは本当に悔しいです。
だからと言ってその仲介業者に問い詰める事は物件への印象を悪くする事になりますので、ただただ唇をかみ締めるしか有りません。
誤解を解く方法が無いのが残念です。
但し、このような誤解が生じたのは、広告掲載報告の際、仲介業者の広告料を削除したのが大きな原因ですので、今後は全ての情報をお知らせするように致します。深く反省しておりますので、何卒お許し頂きたくお願い致します。


う〜ん。
いまいち煮え切らないです。
客付会社がわざわざ嘘を言うとも思えないのですが、、、

皆さんは、この顛末、どう思われるでしょうか?



posted by ゴン at 22:11 | Comment(8) | 1.札幌マンション1(A)号・2(B)号 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする