初めての法人決算 その2

2008.08.25

「脱サラ大家が目指す経済的自由への旅立ち」ブログへようこそ!


昨日の続きでございます。
初めての法人決算を終えて(正確には税務署等への提出はまだなのですが・・)、素人ながら思った事が2つありました。

1つは、社用車の取扱いです。
私は2台の車を所有しているのですが、法人設立に当たって内1台を法人の業務車としました。

この車で、客付会社を回ったり、共用部の清掃に行ったりしています。

当然、「ゴン」個人名義の車なので、名義を法人名義に変更しなくては・・・って思ったのですが、

税理士の先生曰く、
「ゴン名義のままで良いですよ」

・・・だそうです。ひらめき


会計処理上は、あくまで実態を見るので、車の名義が誰であるかは、ほとんど問われないそうです。

特に同族法人の場合は、帳簿上「ゴン」から法人へ車を貸し付けた形で処理すれば、今回のような場合、何の問題も無いそうです。

もちろん、法人名義に変えたほうがよりベターなのでしょうが、そういわれてしまうとわざわざ手間掛けてまで名義変更する必要もないなぁ〜と思いました。


もう1つは、税金対策の重要性です。

分かりやすくするために、仮に物件価格1000万円、家賃収入100万円/年、実収入(=キャッシュフロー)50万円/年の物件を購入した場合で考えてみたいと思います。
(以下の検討では、税金等は全て無視して単純モデルで考えたいと思います。)

この場合、表面利回りは10%、実利回り(=キャッシュフロー)は5%となります。

もちろん不動産投資で一番重視するところは、実利回り(=キャッシュフロー)になりますよね。

この物件を購入後に、実利回り(=キャッシュフロー)を増やす方法としては、「収入」を増やすか「新たな出費を伴わない経費(=節税)」を増やすかの2つのみです。

つまり、仮に実利回り(=キャッシュフロー)を6%にするには、収入を増やすか、新たな出費を伴わない経費を増やすかして、10万円/年分のキャッシュフローを増やす(60万円/年にする)事で達成できます。

どちらが楽か?
私は明らかに後者が楽と思うのです。

私もそうなのですが、一般的には、家賃アップや自動販売機等の新たな収入増だけを追求しがちです。

今回、法人決算処理の過程で、私は強く思ったのですが、新たな出費を伴わない経費(=節税)を考える方が、キャッシュフローに対して即効性があってよっぽど楽だと思いました。

経費計上の処理方法1つを変えるだけで、実利回り(=キャッシュフロー)が簡単に変わる事を身をもって実感しました。

個人でも法人でも言える事だと思うのですが、「収入アップ」と「税金対策(=節税)」の両輪が機能する事で劇的にキャッシュフローが良くなるのでは・・・と思います。

ほんと、税金って非常に奥が深いです。
税理士先生の知識を借りながら、、、私もまだまだ勉強ですね。



posted by ゴン at 21:58 | Comment(6) | 法人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

昭和24年築の屋敷

2008.08.26

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日帰りだったのですが、所用で母方の田舎に車で行ってきました。
田舎の場所は、京都の丹後半島です。

朝6時に出発したのですが、途中「大江山」に立ち寄りました。
「大江山」って、あの百人一首で登場する山です。

「大江山いく野の道の遠ければ、まだふみも見ず天の橋立」

↓山頂より
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ほとんど開発の手が入っていません。
これぞ、「ザ・自然」なのでしょうね。

その後、田舎に到着したのですが、家のリフォーム真っ最中でした。
リフォーム内容は、ポットン便所からの水洗化を含む水周り一新など、大掛かりなものでした。

建物は、昭和24年築の建坪80坪ぐらいの昔ながらの木造建築です。

なんと築60年!

↓田舎の景色と室内写真

CA3A0067.JPGCA3A0065.JPG

昔の家って、構造部分がしっかりと出来ているのでしょうね。ぶっとい梁を見ると納得出来ます。

しっかりと田舎料理を堪能して帰ってきました(^^

CA3A0066.JPG



posted by ゴン at 18:58 | Comment(8) | 脱サラ大家日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

セミリタイヤとお金

2008.08.27

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私がサラリーマンを辞めてから、早いもので約半年がたちました。

このブログでも「セミリタイヤ達成!」なんて、生意気に書いちゃってますが、その時の気持ちとしては、とにかく「自由な時間がほしかった」と言う一心だったかなぁ〜。

それ以上に深く考える事はありませんでした。
ある意味、お恥かしい話ですねェ〜(^^;

今になって改めて考えてみると、私は結果として「お金の為に働く事」からセミリタイヤしたのだと思います。
↑というかそう思いたい(笑)

「お金」って、もともとは「金」と等価交換できる意味のある紙幣でした。(=金本位制)
ところが昭和6年、日本銀行はこの金本位制をやめてしまいました。

これによって以後の日本経済は劇的に発展しましたが、一方でこの時、日本銀行発行の紙幣は、「金」と交換出来ない「ただの紙」になったのです。

「日本銀行発行の紙幣はお金だ」とみんなが信用しているので通用しているにすぎません。

ロバート・キヨサキさんは、確か「お金」の事を、「偽金」と言っていたと思います。

お金の為に働くのを辞めて、何のために働くのか?
私なりの答えは、「社会の誰かに喜んでもらう為に働く」のだと思っています。

たくさん喜んでもらう事が出来れば、結果としてたくさんのお金が入って来るのだと思います。
そうやって手に入れたお金で、別の優れた商品やサービスを買うと、それでまた喜んでくれる人や会社があるはずです。
つまり、お金が世の中を回っていく事で、喜ぶ人がたくさんいて自分も喜ぶ。

「お金は天下の回りもの(=お金は単なる道具)」
まさに、これが経済の本質なのでしょう。
(お金持ちになればなるほど、たくさんのお金を回している(社会貢献している)事になる?いや一部の悪い人は回してないのかな(笑))

私の場合、サラリーマンだった時は、そうは言ってもはやり、自分の生活がまず第一(=お金が第一)でした。
社員として会社に貢献する事で、間接的に社会貢献をして、その上でその対価として給料(=お金)を頂くって発想は、正直・・持てなかったです。

アパート経営を始めたおかげで脱サラして、お金(=偽金)のために働く事からセミリタイヤした今、サラリーマン大家の時以上に世の中に貢献して、より一層たくさんのお金が回せるようにがんばっていかないといけないですね。

晴れこの考え方が正しいのかは、正直分かりません。。。

今日は、取り留めなく書いてしまいました。



posted by ゴン at 19:07 | Comment(10) | 脱サラ大家日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする