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昨日、
2009年公示地価の事を所有物件に絡めて書きました。
不況の直撃を受けて、全国的に地価が下落しています。
そうした中で、国土交通省が発表した地価公示価格によると、このご時世にも関わらず16の上昇地点があったそうです。
そのうち4地点を占めたのが北海道伊達市だとか。
以下、新聞記事引用
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北海道伊達市は人口およそ3万7000人。
北海道の南西部で札幌市と函館市の中間にあり、内裏湾に面した海沿いの場所に位置する。
北海道でありながら雪が少なく、1、2月の平均気温はマイナス4度くらい。四季を通じて温暖な気候に恵まれ、「北の湘南」と呼ばれている。
ここは、もともと北海道内からの転入者が多い街としても知られていた。
温暖な気候が気に入り、北海道内で転勤が多かった人の中には、定年後には『伊達に住もう』と考えていた人が多いようだ。
中には、若いときから土地を買っている人もいたくらいでだとか。
伊達市の資料によると、年間1500人以上が転入している。
このうち、北海道外からの転入者はここ10年、250人程度。
転出者よりも転入者が多い状況が続いている。
中でも、ここ3年は世帯数が急増。
2005年の世帯数は6.5%、2006年は7.8%、2007年は2.1%とそれぞれ増加した。
北海道伊達市は全国的には無名のはず。
北海道内で知られていたのが口コミで広まったり、伊達市がメディアに取り上げられたりしたことが、人気の秘密のようだ。
メディアに取り上げられたのは、伊達市が取り組んでいる「伊達ウェルシーランド構想」だ。
高齢者が住みよい街にしようという取り組みだ。
たとえば、バリアフリーを施し、24時間対応緊急通報サービスがあるマンション2棟65戸を2005年、伊達市が「安心ハウス」として認定し、不動産業者が売り出した。
「安心ハウス」への問い合わせは昨年、400件近く相次いだという。
うち、100件ほどが北海道外から。
今後、移住者が増えれば、同様の施設を増やすことも考えている。
また、伊達市は建築条件付きの分譲宅地「田園せきない」への移住者仲介もしている。
現在、53区画中40区画は申し込み済みだ。
半数は北海道外からだったという。
仕事を退職した世代が、セカンドライフを過ごすために購入しているのだ。
さらに、ユニークなのは移住体験の募集。
5物件10部屋の家具付きの賃貸物件で、2週間〜1年ほど、短期間住むことができる。
2008年は60組近くが参加して、これを機に10組程度が移住を決めたそうだ。
2009年度募集を2月に行ったところ、6、7、8月は予約が埋まった。
伊達市内のある不動産業者は、
「多くの地方で人口減少が続く中、転入者が増え、世帯数も伸びているのは市の取り組みの結果ともいえるでしょう。うちの場合は、年間の不動産の販売数のうち、1割くらいが北海道以外からの移住者です。売り上げにもつながるので、助かります」
と話している。
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地方都市も、その特色を生かすことで蘇る可能性があることを示す好例なんでしょうね

ゴンも、お金のいらない自給自足の「ギャートルズタウン」でも造りましょうかネ?