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レバレッジ投資法や現金戸建て購入法。
最近は、新築戸建や借地権利用法など、様々な面白い投資法を見聞きするようになりました

「不動産投資法に正解なし」ってのがこの業界の一番面白いところですよね^^
永遠のテーマである、
レバレッジ利用(借金)の是非。
これも完全に各投資家の好みなので、正解は無いですネ。
一般的に、自己資本比率が高いほど負債(借金)が少ないことになり、結果として借入金利の負担がないこと、資金の返済期限がないため資金繰りが楽である等の理由から
健全な経営であるといわれています。
一方で、少ない自己資本によって企業や組織を設立し、その信用によって他人資本を調達して経営を行うということは「自己資本を有効に活用している」ということになり、過大な自己資本を調達するよりも
機動的な経営が可能となります。
過大な自己資本がありながら適当な投資(事業)が行えない場合、いわゆる「資本が眠る」状態となり、株式会社では株主から配当せよとの圧力が強まる場合がありますよね。
(あくまで株式会社での話しですが・・・^^;)
私が借金に抵抗が無いのは、サラリーマン時代に「会社の発展にとっては、自己資本の有効利用が重要である」って事を教えられれていたからかもしれないですね。
手持ち金1000万円で利回り10%の物件を買う場合、
@自己資本比率100%1000万円の物件を買う=
家賃収入100万円/年A自己資本比率10%+9000万円の借入で1億円の物件を買う=
家賃収入1000万円/年(借金返済分未考慮)
自己資本の有効利用といった観点だけだと、Aの方が優れている結果となります。
日本の金融・保険業を除く資本金1,000万円以上の営利法人の自己資本比率平均は約33%。
中小企業だけでの平均値はさらに低く、資本金3億円以下の製造業で13.1%、資本金1億円以下の卸売業で13.2%、資本金5,000万円以下の小売業で7.1%、サービス業で16.7%だそうです。
(出典:中小企業庁平成18年「中小企業の財務指標」)
ちなみに銀行や信用金庫の自己資本比率は、国際取引を行う場合、8%を維持することが条件とされています。
結局のところ・・・、
「各々の資産背景を勘案しながら、目指す事業規模をどれだけの時間で(リスクを取って)達成するか」って事が決まれば、自分に合った投資法がおのずと決まるんでしょうか

不動産賃貸業を「事業」と捉え、後世にも引き継いで行くのか(借金も会社発展の為の手段)、それとも自分の人生を楽しむ為の「手段」とするのか、によっても考え方が変わってきますよネ。
私のような個人レベルだと、
どの投資法でも、最終的に自己資本比率100%(借金ゼロ)を目指す事になるのでしょうか。
自己資本比率を上げる方法は「利益を上げる」ことです。
「税金を納める=自己資本比率アップ」、という風に考えて頑張らないとですね