工事現場の横を車で信号待ちしていると、何気にアスファルト舗装断面に目が。。。。
何気なく写真をパチリ。
一番上のアスファルト舗装が15cmぐらい。
その下に石を積んだ路床?が30cmぐらい。
さらにその下に土。
なぜそんなに分けるのか?分かる様で分からない。。。
で、
ネットで調べてみました

どうして分けるのかというと、舗装をできるだけ安く作るためには上から下まで高品質のもので作ると高くつくからです。
車にしろ、何にしろ、荷重というものはある厚味のある材料があると、分散していきます。
上から針のようなもので突いたとしても10cm下では直径20cmほどの面積に荷重はひろがります。
これですと荷重はひどく小さくなりますが、実際の荷重は広がるのと同時に重なりあいますので、そううまくはいきません。
でもタイヤの踏むところが直径20cmとすると、10cm下では直径40cmほどにひろがり、上から押す力に関して言えばおおよそ4分の1程度になります。
実際には水平方向に引っ張る力は下の方が大きくなったりしますが、おおまかには、一番上は強い材料で作って、下にいくにしたがって、少し弱いが安い材料を使うのが経済的というわけです。
荷重が特に大きい場合には中間層というのも意味があるわけです。
かといって、あまりに細分しすぎても今度は各層ごとに施工の手間がかかりますから、かえって高くつきます。
そのへんの妥協で最適な構造を選択するのが舗装技術者の役目です。
舗装の厚さは高速道路のような場合は約1mくらいあるでしょう。
簡易舗装と呼ばれる農道などで使われる舗装では上層路盤、下層路盤の区別などなく、表層、基層の区別もないのが普通です。この場合は15〜20cmということになるでしょう。
だそうです。
コストと耐久性のバランスで決まっているようです。
不動産賃貸業にも通じる考え方ですね。
・・・・
最後は無理やり不動産に繋げてみました(笑)
