陸屋根の是非

2010.09.08

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RC(鉄筋コンクリート)造でよく採用される陸屋根(平らな屋根)。

一番のメリットは、屋上を利用できるということでしょうか。

都市部では地価が高いため、広い土地となるとなかなか手が出ません。
住居や駐車スペースを確保すると、庭などの空間を確保することは困難な状況でしょう。

そこで屋上(陸屋根)の活用となります。

その他にも、
・物干しスペース
・物置スペース
・屋上庭園(菜園)

色々な用途に使用することが可能で、屋上緑化による断熱効果を得ることも可能です。


逆に、デメリットとしては、

・三角屋根より長期的にみて雨漏りしやすい
・5〜10年ごとに防水メンテナンスが必要
・雨音などが聞こえて遮音性が低い。
・小屋裏換気がない為、三角屋根より結露しやすい

といった所でしょうか。


こうやって考えてみると、
活用していない陸屋根はデメリットでしかないということなのでしょうか。
金属スレート屋根(寄棟)よりもコストも高そうだし。。。


1棟物収益マンションでは屋上活用していない陸屋根物件をよく見かけます。
当方の札幌マンションもそうです。

ただ、雪国札幌の場合、
落雪屋根(勾配屋根)を採用した場合は敷地からの後退距離が必要です。
落雪スペースを確保するためですね。

一方、無落雪屋根(陸屋根)を採用した場合は、敷地後退の規定は無く、敷地の有効活用の観点でメリットがあるようです。

しかし、それでも何か屋上の有効活用を考えたくなりますね^^




posted by ゴン at 23:59 | Comment(6) | 脱サラ大家日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

眺望権

2010.09.09

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皆さん。
眺望権って権利をご存知でしょうか?

眺望権とは、

風景等の眺望をみだりに妨害されない権利。
ただ、日照権と違い、人の健康に直接損害を与えたり、財産を直接侵害するわけでもないので、一般的に眺望を妨害されたことだけでは損害賠償や建築中止などの請求はできない。

※ネットより転記


当方の所有物件でいくと、、、

奈良区分マンションは、山焼きで有名な若草山を一望できたり、長崎アパートは高台にあるので池や長崎市街の一部が眺望できます。


眺望権を争った裁判は多いようですが、中々認められることはないようです。

大阪でも平成11年に、都市部の高層マンションの購入者が、隣地に売主業者が中高層マンションを建築したため、眺望の利益を侵害されたとして、損害賠償を請求したが棄却された判例があります。

本件事案では、売主業者が眺望を売り物にせず、また、買主の主張する眺望の利益も、「天候が良く、空気が澄んでいるときに、遠景でかすかに見える程度」であり、その立地は、土地の高度利用の必要性の強い地域であったので、法的に保護されるべき眺望利益とはいえないとされたようです。


最近の大手仲介会社の重要事項説明書には、

「隣地は第三者の土地であり、将来、本物件の眺望、日照条件、交通量等に変化が生じる場合があること等、周辺環境を充分調査確認のうえこの契約を締結し、以後この環境について売主および関係者に対し何ら異議を申し立てないこと」

的な一文が入っているのをよく見かけます。

こういったトラブルを防ぐ目的もあるのでしょうね。


個人的には、
眺望権より、都市部一等地の所有権が欲しいです。

・・・
あっ、
当たり前か^^;



posted by ゴン at 22:32 | Comment(8) | 脱サラ大家日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

銀行支店内で売物件情報

2010.09.10

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物件調査の道中、銀行に立ち寄って見かけました。
↓(拡大可)
CA3A0034.JPG


りそな銀行支店内で、通りに面したガラス面に不動産情報が張ってありました。

りそな不動産情報
「お問い合わせは当店不動産窓口へ」となっていました。

業務提携不動産会社に委託しているようですが、銀行窓口で不動産情報とは面白いですね^^

土地と戸建情報が多かったですが、1棟物収益物件の情報も1件ありました。
ただ、利回りが・・・低すぎます^^;


銀行もサービス業。
将来的にはこういったコラボ店舗が増えるかもですね^^


さて、
明日は関西大家の会。
ご参加者様は50数名で、その内、約1/3がご新規の方です。

明日もたくさんの出会いに恵まれそうです^^




posted by ゴン at 22:10 | Comment(2) | 脱サラ大家日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする