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普段の生活で「住所」といえば、「住居表示」が使われますよね。
郵便物や運転免許書、保険証等、普段の生活ではほぼ全てが住居表示です。
一方、不動産投資を行っていると必ず目にするのが「地番」。
この2つ。
どう違うのか?
調べて整理してみました^^
もともと、土地を特定するため、「地番」を土地の一筆ごとにつけていました。
その後、高度経済成長により市街化が進んだ地域などでは、合筆や分筆が頻繁に行われ、欠番や枝番が発生したり一筆の土地の上に複数の建物が建てられたり、逆に数筆の土地の上に一つの建物を建てられたりしました。
その結果・・・、
地番で住居の所在地を特定することが困難となってきました。
この状況を解消するとともに国や地方公共団体の行政合理化を図るため、政府は1962年5月10日「住居表示に関する法律」を施行しました。
街をわかりやすくしたり、郵便物を配達しやすくすることを目的にした制度です。
今では、ほとんど住居表示しか目にしないですが、もちろん地番も現存していますよね。
それは、表す目的が違うからです。
「地番」
土地の場所、権利の範囲を表すための登記上の番号
税金徴収のために、土地の所有権を明確にするためにつけられた番号
「住居表示」
住居表示は建物の場所を表す番号
郵便物が届く宛先として機能
地番=権利の範囲(土地広さ)
住居表示=ポストの場所
と言い換えられるかもですね^^
ちなみに法務局へ行ってみると、ブルーマップという特殊な住宅地図があります。
住居表示と地番を地図上に併記されています。
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調べて頭が整理されました^^