都市再生機構(UR) 家賃値上げ

2011.03.04

「脱サラ大家が目指す経済的自由への旅立ち」へようこそ!


前日に続き、UR都市機構さんネタです^^
先日の日経新聞の記事です。


都市機構、8万戸の家賃上げ 平均月1000円
10月から2段階

2011/3/2 12:30


独立行政法人の都市再生機構(UR)は10月から、運営する賃貸住宅の家賃を段階的に引き上げる。
全76万戸のうち約8万戸の家賃を2012年4月までに平均で月1000円上げる。
引き上げは5年ぶり。
国内景気や所得環境が持ち直しつつあることから、これまで据え置いていた家賃を引き上げ、民間の賃貸住宅の家賃に近づける。2日午後に発表する。

家賃を上げるのは、1999年より前に建てられた約8万戸。
6割程度は首都圏、2割程度は近畿圏にあるという。
引き上げ幅は大半で月500〜1000円にとどまるが、民間の賃貸住宅と比べ大幅に安い東京都内の一部物件は9000円近い引き上げとなる。

まず今年10月に月平均500円引き上げ、12年4月に残り500円分を引き上げる。
世帯年収が430万円以下の高齢者世帯や世帯年収が440万円以下の母子世帯(子供1人)などの家賃は原則、引き上げない。
URは全国7支社に窓口を設け、住民の相談に応じる。

URは当初、4月から約10万戸の家賃を月1000円程度引き上げることを計画し、所管する国土交通省と調整に入った。
ただ大畠章宏国交相らが、低所得世帯の負担軽減策を要請したことから、家賃引き上げを半年遅らせ、今秋から段階的に実施することにした。

URの源流となった日本住宅公団などは住宅不足問題を解消するため、賃貸住宅を民間より安価な家賃で提供していた。
URは民間の賃貸住宅の家賃との格差を埋めるため、3年に1度、家賃が民間より大幅に安い物件の賃料を引き上げていたが、08年秋からの景気低迷を受けて、国交省が家賃改定の凍結を要請し、家賃引き上げを見送っていた。

URは賃貸住宅事業で約11兆円もの債務を抱え、政府の行政刷新会議などから「経営が非効率」などと指摘されている。
URや国交省は家賃引き上げなどで少しでも債務を圧縮したい考えだ。



近年、日本各地で賃貸住宅の空室が増えています。
現在の空室率、全国平均で十数%だったでしょうか。

URさ〜ん。
家賃値上げだけでなく、事業規模も縮小してほしいです^^;


posted by ゴン at 22:47 | Comment(0) | 脱サラ大家日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

更新料訴訟 最高裁判決最終章

2011.03.05

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更新料訴訟
注目すべきニュースがヤフーニュースに掲載されていました。


<賃貸マンション>
更新料訴訟3件、統一判断へ 最高裁

毎日新聞 3月4日(金)19時43分配信



賃貸マンションの更新料を徴収する契約が消費者契約法に反するかどうかが争われ、高裁段階の判断が分かれた3件の訴訟で、最高裁第2小法廷(古田佑紀裁判長)は、借り主と貸主側の双方から意見を聞く弁論を6月10日に一括して行うことを決めた。
弁論を経て判決で統一判断を示すことになる。

更新料が設定されているマンションは全国で100万戸以上とされる。
国土交通省の10年の調査では、全国の貸主の23.5%が採用している。
首都圏や京都で設定率が高く、賃貸契約で「家賃の1カ月分」などと定めて更新の際に借り主が貸主に支払う。

借り主側は「中途解約しても返還されず、家賃の二重取りに当たる」などと主張。
「消費者の利益を一方的に害する契約は無効」と定めた消費者契約法に違反すると訴え、貸主側に支払い済みの更新料返還を求めた。

09年8月の大阪高裁判決は「更新料の目的や性質が明確でない」として違法と認定。
同10月には同高裁の別の裁判長が「更新料がなければ賃料が高くなっていた可能性がある」として適法としたが、10年2月には、さらに別の裁判長が違法判断を示している。



いよいよ今年、最高裁の判断が出るようですね。
ここでは論評しませんが注目です。



家主の立場としては・・・、
家主の味方で賃貸住宅新聞でもおなじみの田中伸弁護士先生のHPをご紹介します^^


更新料問題を考える会
http://www.koushinryou.net/

<トップページより抜粋>
現在、消費者の一部から主張されている更新料の否定は、民法・消費者契約法の不当拡大適用であり、到底認められるものではありません。
私達は、現在の消費者保護の流れの中でも、間違っていることは間違っていると声を上げていく必要があると思います。

posted by ゴン at 22:16 | Comment(2) | 脱サラ大家日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

RC造の格安賃貸マンション完成見学会

2011.03.06

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民間建築で、コンストラクション・マネジメントを日本で初めて事業化したという会社様の賃貸マンション完成見学会へ参加させて頂きました。

*コンストラクション・マネジメントとは
「建築主と一体となって、建築コストや品質、スケジュール等の工程管理をマネジメントする事」


この会社様。
賃貸マンションだけに留まらず、個人住宅から高齢者福祉施設や病院、工場、ホテル、結婚式場まで手掛けておられます。


今回の完成見学会でお邪魔した物件。
大阪市内の壁式RC造5F建で、市街地の狭小地に最大限有効活用した賃貸マンションでした。

CA3A03443.JPGCA3A03433.JPG


室内は、打ちっぱなしRC壁とクロス貼りの組合わせ。
水廻りは一箇所でシンプルにまとめていました。

述べ建築面積が1000m2を超えると坪単価30万円台も可能だとか。
以前、北海道大家の会の皆様の新築RC造物件を拝見したときにお聞きした坪単価には及びませんが、本州では格安価格ですね。

新築投資。
将来、是非取り組んでみたいと再確認しました^^



posted by ゴン at 21:45 | Comment(4) | 収益物件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする