書留郵便に付する送達と公示送達

2011.04.04

「脱サラ大家が目指す経済的自由への旅立ち」へようこそ!


昨年秋から滞納が続いている兵庫マンションの1室。

音信不通部屋に突入 その1(2010.12.15)
http://kansai-gon.seesaa.net/article/393386793.html
音信不通部屋に突入 その2(2010.12.16)
http://kansai-gon.seesaa.net/article/393386794.html


今年1月には家賃保証会社様にて明渡し訴訟の準備に入って頂きました。

ところが何度郵便を送っても、郵便局にて据え置き期間満了後に返却されてくるそうです。
この部屋は電気もガスも水道も止められた状態。
住んでいるのか住んでいないのか分かりません。。。

そこで、
住んでいる場合と住んでいない場合の双方を想定して、訴訟準備を行って頂く事になりました。


@書留郵便に付する送達

入居者が兵庫マンションに住んでいる場合の手続きです。
書留郵便に付する送達がなされると、相手が受け取り拒否しても、送達状が届いたものとみなして手続きを進める事ができます。


A公示送達

相当手を尽くして探したが相手の行方がわからない場合の手続きです。
今回も、行方が全くわかりません。

郵便局員からの調書(郵便物が届かない旨)や郵便受けに郵便物が溜まっている等、不在である事を示す資料を提出することになります。
裁判所の掲示板に呼出状を貼り、2週間経過した時点で訴状が届いたとみなされます。


昨年、警察官立会いの下で室内に入った時は「動産類」がたくさんありました。
訴訟手続きはまだまだかかりそうです。。。


家賃保証会社様のありがたみをヒシヒシと感じているこの頃。
経営者としては、私情を挟まず事務的に行って行くべきなのでしょうが、個人的にはこの入居者に対して徹底的にやってやりたい気分です。
posted by ゴン at 19:15 | Comment(2) | 5.兵庫マンション(売却済) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

信販会社が注力する家賃保証で個人情報の扱いに付く疑問符

2011.04.05

「脱サラ大家が目指す経済的自由への旅立ち」へようこそ!


少し古いですが、信販会社系の家賃保証業務に関する記事です。

信販会社が注力する家賃保証で個人情報の扱いに付く疑問符

ダイヤモンド・オンライン 2月14日配信



信販会社大手がここ2〜3年、力を入れてきた家賃保証サービスで、個人情報の扱いをめぐる、ある問題が持ち上がっている。

このサービスは、オリエントコーポレーションやジャックス、アプラスなどが展開しているもので、賃貸住宅の入居希望者が一定の保証料を支払い、保証会社に連帯保証人の代わりになってもらうという仕組みだ。

マンションなどを借りる際には、家賃を払えなくなった場合に備えて保証人が必要。
ところが最近は、たとえ家族でも誰かに頼むのをいやがる人や、入居希望者の高齢化などで保証人をつけられない人が相次ぎ、利用者も急増。
業界関係者によれば、サービスの利用はいまや賃貸借契約の2〜3割に上るという。

ところが、信販会社が家賃保証の契約を結ぶ際、シー・アイ・シー(CIC)や日本信用情報機構(JICC)といった信用情報機関に蓄積されている個人情報を利用しているというのだ。

これらの機関は消費者金融での借り入れや、クレジットカードでのキャッシングなどの申し込みがあった際、審査のために照会するデータベースとして整備されてきた背景がある。

その情報を、住居の賃貸借にかかわる契約で利用するのは、本来の目的から逸脱しているのではないのかというわけだ。

CICやJICCは、家賃保証業務で利用するのは目的外利用に当たり、完全な「個人情報保護法違反」とする。ただ、家賃保証に伴ってクレジットカードを発行し、それで家賃決済をしてもらうケースについては、議論が分かれているのが現状だ。

確かにカード発行時には、「業者は信用情報を確認する“義務”がある」(経済産業省担当者)。
とはいえ、これは「実質的な家賃保証業務の契約の一部」(複数の業界関係者)に近く、「法律上は明確な違反でなくても、かなり微妙」と、問題視する声が多く上がっているのだ。

信販各社は「カードを発行しない場合は、CICなどに照会していない」とするが、信用情報機関側は「発行の有無を確認するのは不可能で、利用目的を特定するのは無理」と、さじを投げている。
となれば、個人情報の扱いに関して透明性が保たれているとは言いがたい。

現在、こうした事態に対応するため、「賃借人居住安定法」の法案が国会に提出され、そこには家賃保証のための信用情報機関を整備することも盛り込まれている。

カード発行を伴う家賃保証は、貸金業法や割賦販売法が改正される前から存在していたが、今回のような展開に、「法律が追いついていない」(CIC関係者)面も指摘される。
法案の成立で制度整備が進めば、おのずと白黒がはっきりするはずだ。



家主の立場としては、個人情報を当然利用してほしいです。
家賃滞納での苦労経験が何度もあり、現在進行形の案件がある私としては、何とかしてほしいと思うのが実感です。

悪質業者から消費者を守るのは必要ですが、ちょっと消費者(賃借人)を過剰に守りすぎていると感じるのは私だけなのでしょうか?



posted by ゴン at 22:49 | Comment(0) | 脱サラ大家日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

物件引渡前の修繕

2011.04.06

「脱サラ大家が目指す経済的自由への旅立ち」へようこそ!


先日、売却契約が済んだ奈良区分マンション。
来週の引き渡しを控え、室内修繕を行ってきました。

基本は現状でのお引き渡しなのですが、買主様から何点かご指摘を受けていました。

・お風呂のゴム栓の破損
・トイレ便器の汚れ
・クロス端のコーキング切れ


売買合意の条件にこれら補修が含まれています。
修繕等は基本的にいつも業者様にお願いするのですが、今回の修繕作業はかなり軽微。
本日、自分で作業してきました^^


2時間ほどで一通りの作業が完了。

コーキング補修
CA3A0364.JPG


セルフリフォーマーではありませんが、これぐらいなら、頑張れます^^;

今回の買主様は老夫婦。
気持ちよく住んで頂けると有り難いです^^



posted by ゴン at 22:04 | Comment(4) | 9.奈良マンション1号(売却済) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする