礼金の返還命令

2011.04.15

「脱サラ大家が目指す経済的自由への旅立ち」へようこそ!


先日、大阪簡裁である判決が出ました。
以下はネット記事です。

賃貸住宅の礼金・中途解約時の返還命令
2011.4.14


賃貸住宅の礼金支払いを義務づけた契約条項の有効性が争われた訴訟の判決で、大阪簡裁が中途解約時の返還に応じない契約を無効と判断し、家主側に一部返還を命じていたことが13日、分かった。
判決は3月18日付。
原告側代理人によると、礼金の返還を認めた判決は初めて。

原告は大阪市内の男性(24)。
平成21年12月、市内の賃貸物件に入居する際、1年契約で礼金12万円を支払ったが、2カ月足らずで転居した。

判決理由で篠田隆夫裁判官は「礼金の主な性質は賃料の前払いで、建物使用の対価に当たる」と指摘。
契約満了前に退去したケースで「未使用期間に対応する礼金の返還は当然」と述べ、中途解約でも返還しないとする契約内容は「消費者利益を一方的に害し無効」と判断した。

そのうえで男性の未使用期間を10カ月と認定し、謝礼などを引いた9万円の返還を家主に命じた。
礼金条項そのものが違法とする原告側の主張については「礼金にも一定の合理性がある」として退けた。



客付時の広告費が高騰する中、契約未経過期間に応じて礼金を返金する司法判断は家主にとって厳しいですね。
特に、今回のように短期間での退去による礼金返還は痛手が大きいです。

この先、どこまで争われるかわかりませんが注目です。



タグ:礼金
posted by ゴン at 22:12 | Comment(4) | 脱サラ大家日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

福島県で入居希望殺到

2011.04.16

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ちょっと古いですが先日の新聞記事です。

福島第1原発 周辺の賃貸に入居希望殺到 避難所を敬遠
毎日新聞 4月12日(火)配信



福島第1原子力発電所の周辺自治体で、賃貸物件への入居希望が殺到している。
避難指示の出ている20キロ圏内の住民や、津波で自宅を流された人が、不便な避難所暮らしを敬遠して戻ってきているとみられる。
不動産会社などによると、屋内退避指示が出ている20〜30キロ圏に近い福島県相馬市やいわき市のほか、11日に「緊急時避難準備区域」に指定された北20〜30キロ圏内の南相馬市中心部でも空室がほぼなくなっているという。

原発事故直後は、南相馬市でも避難する人が相次いだが、地元に勤務する人たちを中心に、3月下旬から帰宅する人が目立ち始めた。

同市原町区の丸福不動産は、3月下旬ごろまでは原発から20キロ圏外に約100の空室を抱えていたが、現在はほとんどがふさがり、退居待ちの予約が入っているという。渡辺康之社長は客に対し、避難指示に突然、切り替わる可能性を説明しているが「覚悟の上で次々と入居している」と話す。

相馬市にある会社に勤める、末直樹さん(28)もその一人。
南相馬市内にある自宅は、原発から20キロ圏内。
同居していた両親と避難所にいたが、先月下旬から仕事に復帰。
勤務先の工場敷地内で仮住まいしているが、1部屋に8人が雑魚寝する。
風呂、トイレは共同だ。
避難所よりは恵まれているかもしれないが、工場が動き出せば24時間ごう音が響く。
「眠れるか不安」と話す。

南相馬市で1週間以上単身者用物件を探しているが、見つからない。
「放射能は不安だが、職場の近くに住まざるを得ない」とため息をつく。
「危険を背負うのは自分一人で十分です」と、新居が見つかっても家族を呼び寄せるつもりはないという。

南相馬市の北隣、相馬市でも、市によると市内に300あった空き物件がすべて埋まった。
市は津波被害を受けた市民の仮住まいとして、アパートなど100室を借り上げたが、約400世帯が希望した。
原発から35キロ以上離れているため、避難指示圏や屋内退避圏内にあった企業が同市に拠点を移すケースも目立ち、法人契約も多く成立した。

また、原発の南側に位置するいわき市の不動産会社によると、同市でも3月下旬に入り、県内外にいる被災者から問い合わせが相次ぎ、物件のパンフレットや契約書を避難所あてに郵送している。
さらに、20キロ圏内に住んでいた東京電力や下請け会社の社員数百世帯が、同市内に賃貸物件を求めたという。
原発の復旧作業のためとみられる。



賃貸住宅新聞の記事である程度知ってはいましたが、ここまでとは驚きました。

私の周りでも、知り合いの弁護士さんが無料相談で派遣されたり、医師が医療機関のサポートに行っている話しを聞きます。
また、近くで予定されていた電柱メンテナンス工事を中断して、作業員を現地復旧に派遣する旨のチラシも見ました。


まずは福島第一原発。
早く収束すると良いですね。

復興への道のりは険しいですが、一歩一歩でしょうか。
posted by ゴン at 21:40 | Comment(0) | 脱サラ大家日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ガス給湯器の安全弁破損

2011.04.17

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大阪マンションの入居者様から夜間、電話連絡を頂きました。
「ガス給湯器から水が漏れているのですが・・・」

配管継手かな?と思いながら現場確認に行ってきました。

CA3A0374.JPG


ガス給湯器出口の給湯管に付いている安全弁(写真中央の黒いキャップのようなもの)が破損してお湯がポタポタと漏れていました。
下記説明図で言うと過圧防止付水抜き弁(=安全弁)になります。

CA5231542.gif

過圧防止付水抜き弁(=安全弁)とは、配管内部の圧力が異常に高くなった時にリリースする圧力逃がし弁です。
内圧が高くなった時に作動し、圧力が下がると閉止します。

外してみた所、安全弁自体が破損していました。
プラスチック製ホディーの一部が吹き飛んでありませんでした^^;
なんかの拍子に圧力が一気にあがったのかな。。。

とりあえず、過去に給湯器交換した時の中古安全弁が倉庫にあったので交換しました。
一応、水漏れは止まりました。
が、取り付けたのは中古部品。
後日、新品に改めて付け替えようと思います。

久々のクレーム対応。
即対応できたのは良かったです^^



posted by ゴン at 23:56 | Comment(0) | 4.大阪マンション1号(売却済) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする