先日、NHK番組の中で、
「大阪は東京より自然放射線量が多いから逃げてもダメ」
なんてとんでもない発言をした方がおられました。
あいた口が塞がりませんでした。。。^^;
確かに日経新聞に毎日掲載されるデータを見ると、大阪市は相対的に放射線量が多いです。
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しかし、小学校の地理で習ったはずです。
関東は大量の火山灰で覆われた関東ローム層に覆われています。
関東ローム層とは、富士山等の噴火で放出された火山灰が酸化して赤黒い土になった層です。
一方西日本は、主に花こう岩が大地を覆っています。
花こう岩には、もともとウランやトリウムなど自然の放射性物質を多く含んでいます。
多量の火山灰で覆い隠された関東と比較して、西日本の数値が高くなるのはこの為です。
もちろんですが、西日本の自然放射線量でも人体には全く影響無い数値と言われています。
「逃げてもムダ」って、、、
もう少し考えてコメントしてほしいですね^^;
それよりも、
ラドン温泉やラジウム温泉ってありますよね?
これらの物質はれっきとした放射性物質。
こういった放射能温泉。
痛風や血圧降下、悪性腫瘍の成長を阻害する効能があると言われます。
浴びても良い放射能と良くない放射能があるのかな?
これらの温泉を誤って飲んだら内部被爆?
・・・
放射能も奥が深いですネ。