ハイパーインフレの悪夢

2011.12.19

「脱サラ大家が目指す経済的自由への旅立ち」へようこそ


今夏の通常国会での1場面。

「なぜ消費増税なんだ。なぜ何十兆でも赤字国債を刷らないんだ!」

とかみつく質問者に対し、与謝野経済財政担当相(当時)が、
「そういうことをするとどうなるか、良い本があるので送ります」
といったやり取りが行われました。


この時に取り上げられた本がこちら。


「ハイパーインフレの悪夢」
アダム ファーガソン (著), 黒輪篤嗣 (翻訳), 桐谷知未 (翻訳)





池上彰さんの解説付き。

もともとの原書は1975年刊行。
その後、長らく絶版でしたが2010年、ウォーレン・バフェット氏が「必読書」と語った旨の噂が広まり、古本市場で人気が爆発。
この古本に対して、最高で21万円の値が付いたというから驚きです。

版元はこの需要に応えるために2011年復刊。
それが今回ご紹介する本になります。


肝心の内容はと言うと、
1923年にドイツで起こったハイパーインフレ。
紙幣の価値が一兆分の1になった当時の様子が克明に語られています。

多くのドイツ国民が精神的・道徳的に崩壊していく中、一方で、一部国民が大金持ちに。
その違いは何だったのか?

とっても勉強になる名著だと断言できます。

日本も近い将来、ハイパーインフレになるとかならないとか。。。
色んな本が書店に並んでいます。
もちろん起こらないことを願っていますが、万が一起こったとしても、知っておくだけで取るべき行動が見えてきます。



著者は書いています。

「貨幣はただの交換手段にすぎない。
ひとり以上の人に価値を認識されて初めて、使われるようになる。
認識が広まれば広まるほど、それは便利になる。
誰も認識しなければ、ドイツ人が学んだように、その紙幣にはなんの価値も用途もなくなる。---壁紙や投げ矢として使う以外は」



一読をお勧めいたします^^



posted by ゴン at 23:25 | Comment(6) | おすすめ書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする