不動産賃貸業。
雪国独特の経費と言えば排雪費用があります。
当方の所有物件で雪国に所在するのは札幌マンションA・Bの2棟。
2棟で400坪近い敷地があるため大雪の年は結構な処理費用がかかります。
過去数回あった暖冬の年は、排雪をせず乗り越えたこともありましたが、管理会社様によると今年は無理だったようです。
すでに敷地内にはダンプ約10台分の雪山が。
車の出入りにも支障をきたしてきているようで、排雪に約10万円の費用が発生しそうです。
毎年の事ですが、ちょっぴり残念^^;
ところで札幌マンションの前面道路。
幅員12mなので札幌市の費用負担で除雪と排雪が行われています。
一方、道路幅10m未満の道路排雪については、地域と市の双方が費用負担する
「除雪パートナーシップ制度」での対応。
除雪パートナーシップ制度とは、
地域住民・除雪業者・札幌市の3者がそれぞれの役割を分担し、連携協力しながら住宅街の生活道路の運搬排雪を実施する制度です。
つまり、住民も一部自己負担が発生することに。
平成23年度は、1キロメートルあたりの地域支払額は39万6000円だそうです。
一軒当たりにすると数千円の負担額?
町内会で集金するのでしょうが、町内会に加入していない家があったりで不公平感が無いのか気になります。
「市民助成トラック制度」(年1回、市が排雪用ダンプの貸し出しと運転手派遣を無料で行う制度)等もありますが、雪の処理はなかなか大変。
雪国はウィンタースポーツを身近に楽しめるメリットがありますが、住まれている方にとっては大変なんでしょうね。
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