持ち家と賃貸はどっちがお得?

2012.04.10

「脱サラ大家が目指す経済的自由への旅立ち」へようこそ


住宅系雑誌で、必ずと言って良いほど定期的に特集が組まれる話題といえば、
「持ち家と賃貸はどっちがお得?」

持ち家の場合の主なコストは、購入価格に加え、定期的な修繕費用や毎年の固定資産税。
賃貸の場合のコストは、毎月の家賃、共益費に加え、住み替え時の敷金、礼金、手数料等。

生涯で計算すると、「持ち家が絶対に得だ!」とか、「いやいや、賃貸の方が得だ!」とか。
色々と結論が書かれていますね。


週間アゴラに面白い記事が載っていました。

(週間アゴラの記事より抜粋)

将来の支出は確実なのに、将来の収入は不確実。
このアンバランスさが家計リスクの根本にある。
支出の確実性をさらにアップさせるのが住宅ローンだ。
自己破産(あるいはそれに近い債務整理)でもしない限り、ローンから逃げる事は出来ない。

経営者に資金繰りと利益、優先するのはどちらか?と聞いてみれば100人中100人が資金繰りと答えるだろう。
資金繰りが止まる事は会社の破綻を意味するから、利益が出る・出ない以前の問題だ。
家計でも破綻をするのは資金繰りが止まった時だ。
持ち家と賃貸の比較では、この資金繰りという視点が圧倒的に欠落している

「持ち家の支払い総額」が賃貸で住み続けた場合と比べて多いか少ないか、と考えている時点で、途中で支払いが出来なくなるリスクを無視している。


(中略)


家計管理は経営者と同じように、資金繰りを最優先で考えるべきだ。

確実な支出を不確実な収入でまかなう以上、支出の弾力性を失う事はリスク上昇につながる。
順調な人生を送ってきた人はリスクに鈍感な傾向にあるが、そういう人ほど高額なローンを組めるのは皮肉な話だ。

もちろん、結果的に持ち家が有利な「場合」も当然あるだろう。
これは株を買えば儲かる可能性がある、という事と同じ程度の話だ。
リスクの絡む判断で「絶対」はありえない。



持ち家に対してあまり肯定的な記事ではありませんが、住宅ローンは収益を生まない借金。
確かにローンを組んでの持ち家は「リスク」が高まるといえます。

不動産投資を行っていて、誰しも一番最初に考えるのが「リスク」
投資家なら、自らの住まいも「リスク」の観点から考えてみる必要がありそうです。

そう考えると、不動産投資家で持ち家が欲しいなら、
まず人生を豊かにするだけの十分な収益物件(=資産)を手に入れる。
その後、住宅ローンを組んでもほとんどリスクが高まらないと判断してから自宅購入。
が理に適っているのかもです。

最初から持ち家を現金購入できるだけの体力がある人は別ですが。

あとは、持ち家最大のメリット「精神的な安心感」
精神的感情とリスクのバランスが各々スタンス(持ち家か賃貸か)を決めているのでしょうね。


個人的には、不動産投資家なら家を安く買うスキルも持ち合わせている事を考えると、持ち家全てが「リスク」とは断言できないようにも思います。

きっといろんな考え方がありますよね。
皆様はどう思われますか?



posted by ゴン at 20:14 | Comment(6) | 脱サラ大家日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

建物がすっぽり太陽電池

2012.04.11

「脱サラ大家が目指す経済的自由への旅立ち」へようこそ


東京で電力がほぼ自給自足の建物が出来たようです。

建物すっぽり太陽電池パネル 東工大、電力自給の研究棟
2012/4/11 朝日新聞


太陽電池パネルで外壁も屋上も覆い、電力をほぼ自給自足――。
東京工業大学(東京都目黒区)の新しい研究棟「環境エネルギーイノベーション棟(グリーンヒルズ1号館)」が10日、報道関係者に公開された。


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延べ床面積9554平方メートル、地上7階地下2階のビルに、太陽電池パネル4500枚を取り付けた骨組みをすっぽりかぶせたような構造だ。
場所によってパネルの角度を変えることで太陽光の吸収効率を高めている。総発電容量は650キロワット。

一方、省エネルギーのため、吸排気ダクトの性能を上げるなどし、設備の使用電力を半分程度に抑え、100キロワットの燃料電池と併せて建物の電力をほぼ自給できる。
二酸化炭素の排出量は60%削減できるという。余った電力はキャンパス内の他の施設にも供給する。



一般家庭でもエネルギー自給自足が手軽に実現できる時代になると良いですね。



ちなみに、東工大は図書館の形も凄い。


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カットケーキのような形で、2011年グッドデザイン賞を受賞したそうです。
かっこいいです^^



posted by ゴン at 20:23 | Comment(2) | 脱サラ大家日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

黒カビ退去部屋

2012.04.12

「脱サラ大家が目指す経済的自由への旅立ち」へようこそ


札幌マンションの管理会社様からメールが届きました。

内容は退去立会い完了メール。
退去立会いの時は、いつも退去直後の写真を20枚ぐらい添付して頂いています。

今回の退去部屋はかなり酷かったです。。。


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各所のクロスに黒カビが付着。
少々のカビならアルコールでキレイになりますが、下地にまでカビが逝ってる感じなのでクロス張替が必要です。


真冬の札幌は氷点下10度以下。
壁自体に結露が発生しているのでしょう。

札幌マンションは平成初期築の壁式RC造。
断熱材が最新住宅と比較して不足しているとは思いますが、ここまで酷い状態ははじめて。

結露は建物構造上の問題と思いますが、賃借人様が結露が発生している状態を放置し、壁等を腐食させた場合には、通常使用による損耗を超えていると判断出来ると思います。

リフォームと客付募集を急いで頂きながら、
退去者様への原状回復費請求も着実に進めて頂きたいです。



タグ:退去 黒カビ
posted by ゴン at 20:08 | Comment(8) | 1.札幌マンション1(A)号・2(B)号 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする