「大阪府警がプロデュースした家」が人気だそうです。
空き巣許さぬ「堅守住宅」 大阪府警がプロデュース産経新聞 5月3日(木)配信
大阪府警が住宅メーカーに防犯対策を指南した、全国で唯一の「犯罪に強い家」が注目を集めている。
敷地内の死角をなくしたり、破壊されにくい材質を玄関や窓に用いたりと“プロの捜査員の眼”が生かされている。
導入から約2年間だが被害はなく、評判を聞いた他県からも問い合わせが寄せられているという。
街頭犯罪が多く、治安が悪いとのイメージを持たれる大阪だが、府警担当者は「大阪から全国的な取り組みになってほしい」と期待している。
「犯罪に強い家」は、NPO法人・大阪府防犯設備士協会の「防犯優良戸建住宅認定制度」で認められた住宅のこと。
同制度は、住宅侵入盗の被害を防ごうと、府警が住宅メーカーと同協会に呼びかけて平成22年に設けられた。
マンションなどでは同様の取り組みが全国的に広まっているが、戸建て住宅では大阪だけという。
府警の担当者によると、被害にあわないための重要なポイントは「侵入経路を遮断する」ことで、同住宅では、さまざまな工夫が凝らされている。
まず、住宅の周囲を低い生け垣で囲うなどして、外から敷地内を見やすいようにした。一見、不用心なようだが、「屋外からの死角がなくなり、敷地に侵入しても見つかってしまうため、泥棒も入りづらい」(府警の担当者)。
次に、侵入盗は雨どいを伝って2階のベランダなどから忍び込むケースも多い。
これを防ぐため、人がよじ登った際に外れてしまうように雨どいのネジの固定個所を通常より少なくした。
さらに、人が侵入できる大きさの窓はすべて、金づちでたたき割ろうとしても十数回では貫通しない強度がある防犯ガラスを採用。
府警によると、戸建て住宅を狙った犯人は、7割近くが窓から侵入しており、強固なガラスは有効的だ。
住宅はこれまで約170戸が建設され、今後も増える予定。
一般住宅と比較して50〜100万円アップだそうですが、この程度なら全然OKですよね。
他府県の警察や自治体からも問合せが殺到しているとか。
お正月やゴールデンウィーク期間中は空き巣も増えると言われています。
皆様もご注意くださいね。
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