鑑定人が物件訪問

2012.06.21

「脱サラ大家が目指す経済的自由への旅立ち」へようこそ


先日、落雷被害にあった大阪マンション2号。

エントランスのオートロックシステムと、ビルトインマルチエアコン計10台が一気に故障。
いずれの故障も原因は「基板破損」でした。

各メーカーに見積もりを取ったところ、最終的な被害金額は数百万円にもなりました。


被害金額が大きく、事故原因が落雷とのことで、現状を確認するため、
損害保険会社様から依託された事故鑑定事務所の鑑定人が現場調査に来られました。

この被害金額なら当然でしょう。


お越しになった鑑定人にお話しを伺うと、主な業務は大きく分けて3つあるそうです。

@損害鑑定
 事故により焼損、破損、汚損等の損害が発生した財物の損害額を算定

A評価鑑定
 保険の対象となる財物に関する保険価額の評価業務

B事故原因の調査
 事故が保険契約の内容に照らして保険金支払いの対象となるか確認のための事故原因調査



今回は、損害鑑定が目的だったようです。
被害箇所の確認と修理費算定をされているようでした。

今回、特に確認されていたのが、被害設備の品番
今回被害を受けた基板は、商品自体が廃番品のため修理不可でした。
そこで、同等品交換で見積もりを取っていますが、本当に廃番品なのかを確認されているようでした。

あとは電源ルートの確認。
雷の進入路を確認されているようでした。


時間にして約30分。
特に問題なく調査は終了しました。

あとは、算定結果を損害保険会社様から待ちたいと思います。


余談ですが、
鑑定人様との雑談の中で、保険金目的で放火をする輩がいるという話しを聞きました。
二束三文の建物に高額な損害保険掛けて自ら火を付け、不当な保険金請求するそうです。

世の中には悪いことを考える人がいるものです。。。



posted by ゴン at 22:16 | Comment(6) | 14.大阪マンション2号 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

関西圏で空室ゼロの有望物件

2012.06.22

「脱サラ大家が目指す経済的自由への旅立ち」へようこそ


賃貸物件の空室率
全国的に上昇していますよね。
現在、全国平均で約20%程度でしょうか。

そんな中、近年、年々空室率が減少し、最近、関西圏で空室率ゼロとなった賃貸施設があります。

皆様ご存知でしょうか?

それは、





「物流施設」


少々見難いですが、
関西圏大型マルチテナント型物流施設の空室率グラフです。



DSC_0008.jpg


2008年頃には、30%以上あった空室率が年々減っています。

人気の理由はネット社会の拡大。
無店舗販売の拡大や高齢者の増加が通販など宅配サービスの需要を高めたため、配達の需要が高まり、物流施設が人気なのだとか。

特に、大型で交通の便が良く、設備が充実している施設は大人気。
表の通り、最近、関西圏の空室はゼロになったそうです。


ちなみに関東圏でも空室率が下がっています。



DSC_0009.jpg



今後、需要を見込んで一気に供給が増える可能性はありますが、しばらくはこういった物流施設所有者様の笑いは止まらない感じですね^^


そういえば、2009年に購入した千歳アパート。
当時、売主様は名古屋の方でしたが、その時の言葉を改めて思い出しました。

「レジテンスはクレームばかりで儲からない(利益率が低い)。名古屋市内に数億円かけて物流施設を新築したが、ほったらかしで高利回り。なにより箱貸しなので設備(あっても賃借人負担設備)トラブルが無いのが最高。レジテンスはさっさと売り払って物流施設への投資を加速させる」

当時は、ふ〜んって感じで聞いていましたが、この売主様には先見の明があったのでしょう。

売主様はレジテンスに嫌気がさしていたようで、結果、安く買えたのは私のメリット。
(悔しいので言い聞かせています)

ある意味win-winの売買だったのかもですね。
(悔しいので言い聞かせています)


あはは^^



posted by ゴン at 22:40 | Comment(4) | 収益物件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

民間住宅活用型セーフティネット整備推進事業

2012.06.23

「脱サラ大家が目指す経済的自由への旅立ち」へようこそ


今年もリフォーム補助金の受付がはじまりましたね。

「民間住宅活用型住宅セーフティネット整備推進事業」


住宅確保要配慮者(*1)の入居等を条件として、空家のある賃貸住宅のリフォームに要する費用の一部を国が直接補助する事業。

(*1)住宅確保要配慮者とは
    @高齢者世帯 A障がい者等世帯 B子育て世帯 C所得が214,000円を超えない者



対象改修工事費の最大1/3が補助対象になります。
一定の条件がありますが、該当すれば賃貸事業者にとっては素晴らしい制度。

ところが、
昨年までの「ストック活用型住宅セーフティネット整備推進事業」との違いも見られます。

(相違部分)

@地方公共団体との連携が図られる区域を事業実施可能地域としている
A空家については、3ヶ月以上人が居住していない住戸を対象としている
B空家補助対象工事が「バリアフリー改修工事」又は「省エネルギー改修工事」に限定
C災害時に被災者の利用のために提供する対象となることを要件としている
D都道府県毎に定められる家賃の上限額を超えないことを要件としている


全体的に補助金適用のハードルが上がっています。

端的に書けば、
『空室が3ヶ月以上続いている住居で、その空室部分の「バリアフリー改修工事」又は「省エネルギー改修工事」のみが補助対象工事』
と言うことになります。

補助金の恩恵を最大限受けるには、共用部改修工事のある1棟物が最適だと思います。


今回、大阪マンション2号の大規模修繕工事でこの補助金申請を行っていました。
その結果、先日「補助金交付決定通知書」を受け取ることが出来ました。

補助金を頂きながら、住宅確保要配慮者様への社会貢献。
大規模修繕工事の完成を急ぎたいと思います^^



posted by ゴン at 22:00 | Comment(4) | 脱サラ大家日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする