国の重要文化財が破産

2012.07.30

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今年春、国の重要文化財が破産手続き開始の決定を受け競売にかかるかも?
というニュースが流れていました。


弘前東照宮が破産 重文の本殿、売却の見通し
2012.4.19 産経ニュース

 

青森県弘前市笹森町の弘前東照宮が地裁弘前支部から破産手続き開始の決定を受けたことが19日、分かった。

弘前東照宮本殿

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国の重要文化財に指定されている東照宮本殿は今後、競売などで売却される見通しという。
神社の破産は全国で2例目

県神社庁によると、破産したのは神社を運営している宗教法人「東照宮」。
負債は約2億円。
東照宮は、先々代の宮司の時代に隣接地で運営していた結婚式場への過大投資などで経営難に陥り、20年には社務所や拝殿などが競売にかけられた。
以降、東京の不動産会社が社務所などを所有、東照宮が本殿を所有する形が続いている。
東照宮は、19年以降は宗教活動を停止。
休眠状態になっていたが、その後も債務整理は進まなかったという。

東照宮は、元和3年(1617年)に弘前藩2代藩主・津軽信枚が創建。
寛永元年(1624年)に現在の場所に移転した。
本殿は寛永5年(1628年)の建立で、昭和28年に重要文化財に指定された。



弘前東照宮がどのような経過をたどるか興味がありました。

住居ではないので「通行権」がありません。
本殿を購入しても、不動産会社以外の第三者は境内への立ち入り不可。

その後実際、購入を申し出たのはこの土地を持つ不動産会社だけだったそうです。
その金額たった100万円
「本殿購入後、境内を駐車場として活用しながら買い手や借り手が現れるのを待つ」
意向だったとか。

しかし今月になって、文化庁から東照宮の修理、管理費用に約4700万円かかるとこの不動産会社に連絡が入り、一転、購入を取りやめたと本日のニュースで流れました。
弘前市に無償譲渡する意向で、市も受け入れる考えを表明したとか。
文化庁の圧力?^^;

しかし、建物は国の重要文化財。
国民感情からすると、最善の方向ですよね。


ところで、上記の記事によると神社の破産は全国で2例目。
では1例目はどこ?





調べてみると、横浜市西区にある「伊勢山皇大神宮」(いせやまこうだいじんぐう)。
2006年、隣接地に建てた婚礼施設を兼ねた高級ホテルの経営が行き詰ったそうです。

共に神前結婚式絡みの投資が失敗。

宗教法人への課税が議論されていますが、
こういった過大な「副業」を目にすると色々考えさせられますね^^;



posted by ゴン at 19:40 | Comment(0) | 脱サラ大家日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする