先日、1室で退去立会いがありました。
通常なら当日、退去者様に郵便物転送や新聞停止連絡、ライフライン閉栓確認をして、後日、現状回復費用の請求を新住居へ郵送する形が一般的だと思います。
今回の退去者様は日本人男性とアメリカ人女性というお二人でした。
入居時は「婚約予定」。
入居後しばらくして、無事に?ご結婚されたそうです^^
夫はサラリーマン、妻は英語を教える教師だったとか。
今回の退去理由。
奥様の故郷アメリカへ引越しされるそうです。
日本人男性は「アメリカで主夫します」と退去時にお話しされてました^^;
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頑張れ日本男子!
と、思いましたが幸せそうだったので良しとします^^
アメリカへ旅立つ日が退去立会日。
そこで、退去立会い時にその場で原状回復費用の見積りを行いました。
非常に綺麗な状態だったので、ほとんど請求はありませんでしたが、一部クロスの汚れがあったので張替費用を請求させて頂きました。
退去者様夫婦も異議無く納得され、その場で現金支払い。
当方は領収書を切って退去立会い終了となりました。
別れ際。
退去者様が「お世話になりました。お元気で!」
と言われたのが清清しかったです。
ご夫婦で大型トランクを引きながら手をつないで空港へ向かわれる後ろ姿を見送りました。
今頃、アメリカで新しい生活を始められた頃でしょうか。
不動産賃貸業を自主管理していると、日々こういった「人生の岐路」に立ち会えます。
夜逃げ・滞納等、いやになる場面も数多いですが、
たまにこういった幸せな場面に出くわすと賃貸業も捨てたもんじゃないと思う1日でした^^
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