歩道切り下げ工事始まる

2013.06.13



先日から行っている大阪マンション2号の駐車場増設工事。

2013年05月27日 「難航する歩道切り下げ工事」


首を長くして待っていた歩道切り下げの許可。
やっと出ました^^;

最初に相談に行ってから約4ヶ月。
道路を触るのは予想以上に大変です。
切り下げる間口、撤去する植栽、側溝のグレーチング等、様々な基準・制約があります。

特に今回の場合、車の交通量がほどほどに多い主要道路だったのもあるかもです。
でも良い勉強になりました。


P1090653.JPG



DSC_0054.jpg



赤枠の植栽(低木や高木)がきれいに撤去され、切り下げもほぼ終わりました。
賃借人のためにも早く完成させたいところです。



タグ:駐車場 歩道
posted by ゴン at 23:59 | Comment(4) | 14.大阪マンション2号 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「昭和遺産」モノレールビルが解体へ

2013.06.14



この建物。
関西にお住まいの方ならご存知の方も多いのではないでしょうか?



20130611-00000921-yom-000-3-view.jpg



兵庫県姫路市内にある「モノレールの軌道跡が貫通するビル」
耐震診断の結果、解体されることになったそうです。


モノレール軌道貫通、駅もあったビル解体へ
読売新聞 6月11日(火)配信



大阪万博(1970年)の4年前に全国で初めて建設された公営モノレールの軌道が貫通する兵庫県姫路市内の集合住宅(10階建て)が解体されることになった。

貫通部分の耐震性が弱いため大地震で倒壊する恐れがあるとして、所有する都市再生機構(UR)が決めた。
建築当時は「画期的なデザイン」とされたが、高度経済成長期の斬新な造りがあだとなった。

モノレールは66年に開かれた姫路大博覧会に合わせ、市が14億円を投じて整備。
当時の国鉄姫路駅から、会場だった市内の手柄山中央公園間の約1・8キロを結び、同年5月から運行したが、利用客が伸びず、8年後に休止。
79年に廃止された。

ビルは建設時に市が1〜4階を買い取り、3、4階を貫いて駅ホームに。
1、2階に店舗が入った時期もあったが、現在は市が倉庫として利用し、5〜10階のマンションには77戸のうち約3分の2が入居する。

モノレール跡は「昭和遺産」として鉄道ファンらに知られ、「ビルの中を見たい」との問い合わせもあるという。
しかし、阪神大震災後に行われた耐震診断で「震度6〜7で倒壊・崩壊の危険性あり」とされ、URは補強を検討していたが、コスト面などから断念した。



姫路大博覧会は、姫路城の昭和大修理完成を記念し約150万人の入場者があったとか。

↓(ネットより画像拝借)

p222da.jpg

himejihak9.jpg



その後、姫路モノレールはわずか8年間で廃止となったマニアな路線。
子供の頃、鉄道好きだった私はその短命な歴史にときめいた?のを覚えています。

関西に限らず、九州や北海道に多い廃線跡に触れると、当時、活気にあふれていた高度経済成長の往時をしのぶ遺跡を見た気分になれて好きなんです^^



posted by ゴン at 19:40 | Comment(2) | 脱サラ大家日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

貸テナントの敷金

2013.06.15



テナントビルと言えば、レジテンスに比べ、敷金や保証金等の預かり金が多いのが一般的。
ところが、中小ビルにとってその預かり金が減少傾向になっているという記事です。


中小オフィスビル、入居募集が苦戦
2013/6/15 日本経済新聞


中小オフィスビルのテナント募集が苦戦している。
昨年から今年にかけて大型の新築ビルが首都圏や関西など大都市で多く完成したためで、テナント企業の大型新築ビルへの移転が増加。
中小ビルではテナント確保のため、敷金の引き下げや賃料の無料期間を延ばす動きが広がっている。
オフィス市場では入居時の初期費用は過去最低の水準まで低下している。

一般的に1フロア面積330平方メートル未満が中小ビルに分類される。
仲介大手のビルディング企画(東京・千代田)によると、中小ビルの東京都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)の賃料は5月末時点で3.3平方メートルあたり1万4035円と前月より39円(0.3%)安い。
大型ビルは同27円(0.2%)高い1万5969円で2カ月連続で上昇している。

空室率も大型ビルは8.62%と2カ月連続で低下。
一方で「中小ビルの空室率は大型ビルより高く、下がっていない」(同社)。
大型新築ビルへの移転需要の増加を背景に、仲介大手の三鬼商事(東京・中央)がまとめた都心5区の5月空室率は8.33%と3年4カ月ぶりの低水準となった。

新築の大型ビルは耐震性が高いうえ、最新のパソコン通信設備が整うなどテナント企業には利点が多い。
長引く景気低迷で賃貸料は以前より大幅に下がっており「大型の新しいビルを借りやすい環境が整っている」(みずほ証券の石沢卓志チーフ不動産アナリスト)。

中小ビルでは入居時の初期費用を下げる動きが加速。
不動産サービスのシービーアールイー(東京・港)がまとめた3月時点の預託金(敷金、保証金などの合計)は都心5区で3.3平方メートルあたり賃料の9.3カ月分、大阪市で10.2カ月分と1997年の調査以来、最低の水準だ。
ビルディング企画によると、貸し手が入居開始から賃料を一時無料にする「フリーレント」も6.18カ月(12年度平均、都心5区)。
2008年度の調査開始以来、最も長い。


DSC_0039.jpg



中小ビルが初期費用を下げているのは08年のリーマン・ショック前に計画した大型ビルの大量供給が背景にある。
昨年の都心5区の供給面積は160万平方メートルと約10年ぶりの高水準を記録した。




敷金。
表を見ると綺麗に右肩下がりですね^^;

私が所有する数少ない貸テナントも初期費用は近隣よりかなり下げています。
この先、立地が劣る貸テナントは、レジテンスのように敷礼ゼロなんて時代になるのか。。。

厳しい時代ですね。



posted by ゴン at 19:45 | Comment(0) | 脱サラ大家日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする