フラット35がフルローン可能に?

2013.08.11



フラット35もフルローンが可能になるかも?と言うニュースです。

住宅ローン融資の上限引き上げへ フラット35、国交省方針
08/10 北海道新聞


国土交通省は10日、長期固定金利型の住宅ローン「フラット35」について現在、物件額の9割までとしている融資の上限(融資率)を引き上げる方針を固めた。
上限を撤廃し、頭金なしで購入費用の全額が借りられるようにすることも視野に、来年度予算の概算要求に必要額を盛り込む。

来年4月に予定されている消費税率引き上げを見据え、住宅の駆け込み需要の反動減を懸念する不動産業界から支援策を求める声が上がっており、国交省も対応が必要と判断した。
融資を拡大して不動産市場を活性化し、質の高い住宅を流通させる狙いもある。




同様の記事が日本経済新聞にも出ていました。

気になるのは2008年に表面化した米国サブプライム問題。
無理な住宅ローンが証券化されて拡散し、至る所で地雷が爆発しました。

日本ではあまり行われていないと一般的に言われますが、それでも一部金融機関では、勤続年数の短い会社員、派遣社員や契約社員など、従来の審査基準では通りづらかった層に対しても融資。
それらを外資系が買い取り、証券化されて投資家に販売されています。

フラット35も証券化ローン。
融資実行と同時に金融機関から住宅金融公庫が買い取り、債権を投資家に売却しています。
金融機関は、融資と同時に債権回収が出来るリスクゼロ商品ということに。

その住宅金融公庫は税金を使っています。
何かあればツケは国民に。。。


この先、金利上昇リスクもあります。
無理な融資は、将来、必ず反動があることを過去の歴史が物語っています。

フラット35が国民のツケに回され無いよう、きっちり運用してもらいたいものです。



posted by ゴン at 16:20 | Comment(0) | 融資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ステンレス製の屋上防水

2013.08.12



先日、売り1棟マンションの資料を見ました。
そこには写真が付いていたのですが、はじめてみる設備がありました。

「ステンレス製の屋上防水」

陸屋根の防水と言えば、シート防水や塗装防水、アスファルト防水、FRP防水等が一般的でしょうか。
ステンレス製防水ははじめて見ました。

インターネットより画像を拝借。



20100720_141428.jpg



ステンレスシートを溶接して水密性を確保。
きっと耐久性は抜群なんでしょう。

ただ気になるのは、ステンレスの伸縮性。
ステンレス素材は会社員時代かなり調べたり使ったりしていたのですが、長さ4mのステンレスだと、30℃の温度差で約2mm伸縮します。

たかが2mmですが、防水材料としては致命的。
施工を誤ると伸縮で一気に漏水すると思います。

このあたりの対策とコストの問題がクリアできれば、耐久性に優れた良い材料だと思いました^^



ちなみに、アルミニウムと亜鉛合金のめっき鋼板であるガルバニウム板が最近建材でよく使われていますが、鋼にニッケルやクロムが配合されているステンレスよりも耐久性が劣ります。

「ガルバニウム」と「ステンレス」
コストと耐久性のバランスで選定が必要だと思います。



posted by ゴン at 19:20 | Comment(0) | 脱サラ大家日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

暑い日は読書に限りますね

2013.08.13



ほんと連日暑い日が続きますね。
さらに・・・、お盆期間中は何処に行っても混みます。

お出かけは極力控え、物件の管理や読書等で大人しくしているに限ります。
時間の使い方を自分で決められるのは専業大家の特権でしょうか。

最近も2冊の不動産投資本を読みました。



働くアラフォーママが夫にナイショで家賃年収4000万円!
内本 智子 (著)






かなり刺激的なタイトル(笑)

かたひじ張らず、ありのままに書かれた本の内容に好感を覚えました。
大家さんを目指される方にとっては、非常に分かりやすい内容だと思います。

ただ・・・、ナイショってのは誰にもお勧めできませんが^^;



利回り70%超! 廃屋から始める不動産投資
小嶌大介 (著), 岡田のぶゆき (著)





著者の小嶌さんはよく知っている方です。
様々なリフォーム物件を手がけられ、実際に物件見学も数多くさせていただいています。

なので・・あえて辛口ですが、小嶌さんの凄さが出し切れていなくて残念だな〜って思いました。
ご本人ともお話ししましたが、書籍にするにはいろんな意味で限界があるのかもしれませんね。

凄技がもう少し具体的に書かれていると良かったのですが、そのエッセンスは隋所に垣間見えると思います。


どちらの本も初心者向きの内容。
これからはじめる方にとって読んで損は無いと思います^^



タグ:読書
posted by ゴン at 23:45 | Comment(0) | おすすめ書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする