空家の固定資産税優遇を見直しへ

2013.09.07



全国に広がる空家。

空家の撤去が進まない背景には、更地にすると固定資産税が数倍に跳ね上がる税制上の問題があるといわれています。
どんな古家でも、存在すれば200平方メートルまでは土地の固定資産税が6分の1に軽減。
空家のまま、ほったらかしにされる大きな理由です。

最近、この問題にメスを入れようというニュースが続いています。



空き家用土地の固定資産税減税は見直しへ
2013年8月21日 読売新聞
 


自民、公明両党の税制調査会が20日開いた会合で、関係省庁が投資減税の対象とすべき項目を示した。
政府・与党は9月中にまとめる成長戦略に関する税制改正大綱に盛り込む方針だ。

放火などの危険が懸念される空き家対策も図る。
現在は空き家が立つ土地も、200平方メートルまでは人が住む家と同様に固定資産税が6分の1に軽減されている。
全国で約760万戸(2008年時点)にのぼる空き家は軽減の対象から除外することで、土地の取引を促して、新たな住宅や建物を建てやすくする。


空き家、自主撤去に税優遇 自民議連が法案骨子
2013年9月6日 日本経済新聞


自民党の空き家対策推進議員連盟は6日、空き家の所有者に自主撤去を促す法案の骨子をまとめた。
自主撤去した場合は固定資産税を軽減するのが柱だ。
市町村に立ち入り調査権を与え、管理上の問題があれば対策を指導・命令する。
党税制調査会などと調整し、秋の臨時国会への提出を目指す。

現行制度では200平方メートル以下の住宅用地には課税評価額を価格の6分の1に下げる優遇措置があるが、建物を撤去すると対象外になり税負担が増える。
空き家の撤去が進まない要因だとして、自主撤去した場合は一定期間の軽減措置を設ける。
空き家の管理に問題があれば、市町村が所有者に危険除去や修繕を命令でき、従わない場合は行政代執行を実施できるとした。

空き家は管理が不十分になりがちで、倒壊の危険性や犯罪の温床になりかねないとの声が多い。
総務省の2008年の調査で全国に空き家は757万戸あり、総住宅数の13%。
人口の減少から今後も増える見通しだ。




空家を放置している土地は、固定資産税軽減の対象から外す。
今後の流れとなりそうですね。



posted by ゴン at 19:30 | Comment(0) | 脱サラ大家日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ベランダとバルコニー

2013.09.08



建物にほとんど付いているベランダ。

洗濯物を干したり、エアコン室外機を置いたり。
いろんな使い方があって便利ですよね。

ベランダが無いと客付けに不利になることが多いと思います。


ところで良く似た言葉。
「ベランダ」と「バルコニー」

それぞれの違い。
なんとなく分かるようでうまく説明できない。。。
そんな感じしません?


整理すると、

「ベランダ」 : 外に張り出した縁で屋根のある場所
「バルコニー」: 外に張り出した屋根のない場所


図で示すと、



hyg441214.jpg



ちなみに「ルーフバルコニー」
下階の屋根を上階の広場として使っている場所でバルコニーよりイメージ的に広いものを指すでしょうか。



「ベランダ」は、インド(ヒンドゥー語)が語源。
インドは高温多湿なので、暑さをしのぐために屋根が付いたベランダが作られた。

「バルコニー」はイタリア語。
温暖な日差しで日光浴を楽しむために、家の外に張り出したバルコニーが作られた。



語源を辿ると、それぞれに意味があることがわかって面白いですね。



posted by ゴン at 20:00 | Comment(0) | 脱サラ大家日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

水中ポンプ交換

2013.09.09



先日起こった地階の冠水。

2013年08月26日 「冠水の原因」


直接の原因ではありませんでしたが水中ポンプの故障が判明。



IMG_20130824_145010403.jpg



老朽化による故障。
新品に交換する必要があり、早速、取替えを行いました。
新品の水中ポンプ。



IMG_20130909_101532548.jpg



たくさんの「諭吉さん」が設備屋さんへと羽ばたいていきましたが・・・、すっきり解決。
心配事が無くなって安心しました。



タグ:水中ポンプ
posted by ゴン at 20:00 | Comment(0) | 14.大阪マンション2号 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする