タワーマンションで節税

2013.09.26



最近の大阪市内。
他の都市も同様かもですが、タワーマンションが売れています。

そんなタワーマンションを使った節税の話しが週刊誌に載っていました。
ご存知でしょうか?


タワーマンションを活用した相続の「節税術」とは
週刊朝日 2013年10月4日号


来年4月からの消費税増税も気になるが、2015年からの相続「増税」も大きな負担となる。
この相続税、現金よりも不動産に替えたほうがはるかにお得であることをご存じだろうか。
なぜなら、相続税の税額を決める「相続税評価額」が、土地の場合は購入価格の8割ほど、建物も5〜7割程度となり、かなりの節税になるのだ。
さらにこれがタワーマンションとなると、節税効果はより高くなるという。

マンションの「相続税評価額」は一戸建てと同様、土地と建物の二つに分けられる。
土地の評価額は、マンションの敷地面積全体を路線価で評価してから、各戸が持っている床面積に応じて配分、計算される。
そのため、タワーマンションのように何百戸という大規模なスケールだと、当然、1戸当たりの土地の持ち分が少なくなり、そのぶん評価額も小さくなる。

建物の評価額は、一戸建てと同じ固定資産税評価額。
土地と同じように各戸の床面積に応じて評価額が決められる。
不動産情報会社アトラクターズ・ラボでは、16万人の会員組織を持つサイト「住まいサーフィン」を運営し、会員が所有する物件情報などをもとに、マンション物件の相続税評価額や適正な分譲価格を算出している。同社の沖有人(おき・ゆうじん)代表取締役はこう話す。

「データを集計・分析したところ、首都圏のマンションを購入した場合の相続税評価額は、平均して分譲価格の37%まで小さくなることがわかりました。タワーマンションに限れば評価額はさらに小さくなります」

一戸建てでは約70%だったから、評価額をおよそその半分まで落とせることになる。
さらに、タワーマンションの相続税評価額には、タワーならではの特徴がある。
先に述べた「評価額は面積に応じて決まる」という点がポイントだ。
FPオフィス「ワーク・ワークス」代表でファイナンシャルプランナーの中村宏氏は言う。

「相続税評価額は、床面積が同じなら5階でも40階でも一緒です。ただタワーマンションでは、眺望がよくなるなどの理由から、一般的に高層階ほど分譲価格が高くなる傾向があります。相続税評価額は一緒なのに、5階と40階では分譲価格が1千万円以上変わることがあるのです」




資産家の方がタワーマンションの上階を買う理由が明確に書かれています。
ゼロからはじめた私のような1代目にとってはあまり関係ない話ですが、人生の後半になって、もし投死家になってなければ・・・、こういった観点も必要ですね。

税は深いです^^





posted by ゴン at 18:15 | Comment(2) | 収益物件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

1棟物を売却

2013.09.27



少し前ですが、所有していた物件を売却しました。

平成築の1棟RC造シングル物件。
加熱している収益不動産市況や、9月末は金融機関も融資に積極的であることから決断。
その後、すぐ買主様が現れ引渡しの運びとなりました。

所有期間は5年少々。
私がはじめて自主管理をした物件で、過去、いろんなことを学ばせて頂いた思い入れのある物件でした。


今回の売却で年間家賃収入は大きく減りましたが、金融機関に借入残債を一括返済して、なおかつ手元にはまとまった現金が残りました。

5年前の購入価格は、表面利回りで約12.5%と所有物件の中で一番低い利回りでしたが、今回は更に低い利回り(より高い価格)で売却できました。
やっぱり最近の収益不動産価格は加熱している・・・と改めて思うと同時に、物件によっては良い売り時なのかもですね。

新しい買主様の元でも引き続き安定して収益を生んでくれるのを望むばかりです。



今回の売却によって、所有物件中のシングル間取りの割合が更に減り、約88%がファミリー間取りとなりました。
ファミリー物件は出入りが少なく、何かと管理がしやすいです。


今は所有物件の組換え好機。
良いお話があれば積極的に進めて行きたいです。



タグ:売却 1棟物
posted by ゴン at 17:20 | Comment(2) | 5.兵庫マンション(売却済) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

激安一戸建の理由

2013.09.28



今月末までの契約引渡しを条件に物件情報が来ました。

すぐに内覧。
再建築不可の木造二階建一戸建。
土地約20坪に建坪約55平米で敷地内駐車場はありませんが、雨漏りや心理的瑕疵も無し。
駅から徒歩圏で構造もしっかりしていて特段傷んだ箇所もありません。



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再建築不可とは言え、市街地立地ですので200万円を切ればかなり安く感じると思います。

この戸建て。
まだ売値が付いていませんが、100万円でOKだそうです。
しかも更に指値が効くとか。。。

仮に購入金額が50万円になったとすると、リフォーム代を100万円として合計150万円。
家賃をかために見積もって5万円/月で年間60万円。
表面利回り40%になります。





でも結論としては、タダでも要らなかったです。

なぜなら・・・、近隣に「酷い住民」がいる事がこの売値の根拠になっていたからです。
入居付けは難しいし、仮に出来たとしてもきっと短期退去です。
将来、売却する時にも苦労が予想される感じでした。

上記の収支計算は完全な妄想利回り。
自分で改善出来るリスクはどんどん取ったらよいと思いますが、「他人」に関してのリスクは改善しようがありません。

私は仲介担当者と仲良くしているので全て教えてもらった上で内覧しましたが、悪い不動産屋さんだと、こういった物件を騙して売ってしまう可能性がありえます。

投資は自己責任。
近隣へのヒヤリングは重要だと改めて痛感した内覧でした。



タグ:一戸建
posted by ゴン at 21:30 | Comment(0) | 脱サラ大家日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする