シルバー人材センター活用法
2013.11.14
各市町村にあるシルバー人材センター。
高年齢者等の雇用の安定等に関する法律に定められた、地域毎に1つずつ設置されている高年齢者の自主的な団体(公益法人)です。
不動産賃貸業で活用されている大家さんも多いと思います。
代表的なのが「共用部の定期清掃」
地域によって異なりますが、事務費を入れて時給800円〜依頼可能です。
仮に、時給800円で週1回1時間お願いした場合の1ヶ月分の予算。
800円×1時間×4回=3200円/月
激安です。
その他、住宅関連だけでもこれだけの内容が依頼可能です。
↓
ちょっとした何でも屋さんですね^^
ただ、人によって仕事にバラツキがあるのがデメリット。
プロではありませんから仕方ないですね。
予算なりの仕上がりと割り切る必要はあると思います。
最近、シルバー人材センターのチラシを見ました。
↓
襖や障子の張替え。
業者様価格とあまり変わらないですね^^;
面白いのは年賀状の宛名代筆。
頼む気持ちは分かりますが、受け取ったほうはあまり嬉しくないような。。。
他人に書いてもらうならパソコン印刷の方が良いと思いました。
あっ、あくまで個人的な意見です。
話しが逸れましたが・・・、
賃貸業でも何かと活用できることがありそうです^^
固定資産税や都市計画税の減額評価
2013.11.15
固定資産税や都市計画税の算定。
様々な要因を加味して計算されています。
例えばゴミステーションがある場合も減額評価になるのは知っていましたが、下記のニュースで「都市計画道路区域」にもあることを知りました。
“税金取りすぎ”発覚 固定資産税など約750万を返還 大阪・大東市産経新聞 11月15日(金)配信
大阪府大東市は14日、平成3〜25年度の固定資産税と都市計画税について、21人に過大に課税していたと発表した。
要綱に基づき、16〜25年度の過大徴収分計約750万円を年内に返還する。
市によると、21人は同市内の「都市計画道路区域」の地権者ら。同区域への課税については土地評価額を補正(減額評価)すると定めているのに、適用せずに税額を算出した。
担当課が補正の対象外と誤認していたという。
返還額は1人あたり約1万円〜約265万円。市は「再発防止に努めたい」としている。
内容が知りたくて調べてみました。
財産評価基本通達(24-7)の中に、都市計画道路予定地の区域内の評価方法が定められていました。
↓(拡大可)
地籍割合とは、敷地内に占める都市計画道路予定地の割合を指しています。
商業地域なんかでは、最大50%の評価減とされています。
かなり大きい数字です。
固定資産台帳には、縦覧制度というのがあります。
納税者が自己の所有する土地・家屋の評価額が適正かどうかを、縦覧帳簿に記載されている他人の土地・家屋の評価額と比較できる制度です。
市町村によって縦覧期間は異なりますが、概ね毎年4月に行われています。
所有物件で減額評価になる項目が抜けてないか、こういった制度で確認しておきたいですね。
お城が借りられます
2013.11.16
お城が借りられる!?
そんなニュースです。
二条城を民間に貸し出し 使用料は修復事業に京都新聞 11月15日(金)配信
京都市は15日、中京区の二条城を国際会議や展示会場などとして来年度から民間に有償で貸し出す計画を発表した。
プランの企画販売は民間企業に任せ、使用料収入は二条城の修復事業に充てる。
経済波及効果が大きく、観光業界などで「MICE」と呼ばれる国際会議やレセプションなどの誘致戦略の強化につなげる。
高台寺や大覚寺など著名な寺社が会場として人気を集めていることから、市が管理する二条城の活用を決めた。
貸し出すのは、二の丸御殿の台所(重要文化財)のほか、二条城北側に広がる約1万3千平方メートルの庭園「清流園」、茶室「和楽庵」など。
1千人規模のレセプションやコンサート、各種会議などに利用できるという。
清流園の1日使用料は100万円程度。
初年度の使用料収入は1千万円程度を見込む。
二条城の修復事業は2011年度から20年計画で始め、総事業費約100億円に上る。
市の負担金は約50億円で、使用料収入を一部として役立てる。
15日から旅行会社などを対象に二条城の利用プランを企画販売する「コーディネーター」を公募する。
審査の上で来年2月に複数社を選ぶ。
記者会見で計画を発表した門川大作市長は「保存するだけではなく、多くの人に親しんでもらうことで二条城の価値を認識していただくことも大事」と効果に期待した。
貸し出す方針を決めた二条城清流園
↓
重要文化財がある城内でお茶しながらの不動産談議。
なかなか面白そうですが・・・、個人や任意団体じゃ借りるの無理でしょうね^^;