大阪マンション1号の入居者様から入電。
「大型トラックがマンション引き込み線を引っかけて道路上を垂れ下った電線が塞いでます」
近隣住民が騒ぎを聞き付けて警察へ届け出たみたいで、警察官立会いの下、引っかけた運転手も現地におられました。
入居者様に室内の設備確認をお願いすると、電気やインターネット、電話も全て問題なく繋がるとのこと。
現地を丹念に確認の結果、引っかけられたのはアナログ時代の電波障害用の協調アンテナ配線でした。
現在は数年前の地デジ化によって不要となり使われていない配線。
不幸中の幸いでしょうか。
しかし、道路上を配線が塞いだ状態のままでは車が通行できません。
大型トラックのアルミバン屋根に乗り、2階ベランダ柵に垂れ下った配線をロープで仮固定。
後日、運送会社様の負担で本復旧を実施頂くことになりました。
しかし、改めて街を見廻すと数多くの電線が上空を渡っていますね。

現代の生活は多くのインフラに支えられていると実感します。