家賃1万円/月の衝撃
2014.06.04
賃貸物件の過剰供給による家賃下落。
全国的に問題になっています。
2008年のリーマンショック直後は、全国の賃貸物件で空室が多発し、あり得ない家賃設定が見られました。
そのほとんどが福岡や岡山等の地方都市でした。
景気回復と共にこういった過剰な低家賃物件はあまり見かけなくなりました。
しかし、物件の供給過剰が解消されたわけではありません。
全国的に家賃下落は続いています。
2万円/月以下の家賃(共益費込)、敷礼ゼロの賃貸物件を全国でネット検索してみると約2000物件がヒット。
そのほとんどが1Rや1Kのシングル三点ユニット物件。
以前は地方都市が中心でしたが、今回検索してみると、家賃1万円から全国各地で募集中物件が。
地元大阪で検索してみても、数多くの物件が出てきました。
平成築RC造で家賃1万円台の物件がゴロゴロ。。。
月極駐車料金みたいな家賃です。
三点ユニットの物件。
全てが低家賃になっているわけではありません。
好立地物件や差別化された物件は高家賃帯を維持しています。
逆にいえば、特徴のない物件は今後1万円を切る可能性もありそうです。
ゴミステーションの改修検討
2014.06.05
大阪マンション2号のゴミステーション。
ジャバラ引戸+網で構成されています。
↓
先日、近隣からクレームがありました。
カラスがゴミを食い散らかして車道や歩道に散乱していたそうです。
その後、外注している定期清掃会社にて片付けて頂きましたが、改善の必要性が報告FAXに書かれていました。
通常、網を入居者様がしっかりと掛ければ問題ありません。
結局は使う側の問題・・・のような気もします。
ただ、入居者様に過剰な期待をすることができないのも事実。
構造上で改善できることはやっておいてもよいかなと考えています。
天井を固定式の網やバー等で塞ぎ、ジャバラ引戸を使い勝手のよいものに変更。
もしくは単純に全てを取り払ってゴミストッカーを設置。
どちらかになるかなと考えています。
以前所有していた兵庫マンションのゴミステーション。
複数のステンレス棒で天井を塞ぎました。
↓
この時はカラス被害が劇的に改善。
一定の効果がありました。
ゴミステーション管理で悩まれている大家さんは多いです。
先日もゴミステーション改修方法で情報交換。
みなさん、共通の悩みのようですね。
タグ:ゴミステーション
大阪市電
2014.06.06
「大阪市電」
その昔、大阪市内を網の目のように走っていたのをご存知でしょうか?
阪急百貨店前を通る大阪市電(1966年)
↓

明治36年開業。
昭和32年の最盛期には総延長約118kmと日本有数の規模になっていました。
大阪市電路線図(最盛期)
↓(拡大可)

大阪市内を網の目のように走っていたのがわかります。
その後、車社会発達による交通渋滞が頻繁に起こり順次廃止の方向へ。
昭和44年に完全に姿を消しました。
今では地下鉄に取って代わられています。
全国各地の市電も多くが同様の運命。
京都市電も昭和53年頃に全廃になりました。
私がまだ小さい頃のだったので記憶が曖昧ですが、今から思えば、昭和の高度経済成長を子供ながらに肌で感じとった時代。
懐かしいです。