京都式の住所表記

2015.01.25



『京都市の住所表記には2種類ある』

関西の方には広く知られている事実。
全国には知らない方も多いと思います。


京都府庁の公式ホームページ。
問い合わせ先として書かれている住所は下記です。



「京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町」



「下立売通り」と「新町通り」「西入り」を表記に加え、『下立売通新町西入』と書かれた部分が京都式です。



最初は取っ付きにくいですが、慣れれば場所を特定するのにとても便利。
府庁でも公式に使われるぐらい、今でもよく使われています。



京都式表記には下記の決まりがあります。


@交差点の通りを書く順番

「目的の場所」が面している通り名を先に書き、後ろに通り名から「通」を省いて書く。


A方位

交差点から「目的の場所」への方位を下記で書く。

•北へ行く場合は「上ル(あがる)」
•南へ行く場合は「下ル(さがる)」
•東へ行く場合は「東入ル(ひがしいる)」
•西へ行く場合は「西入ル(にしいる)」



つまり京都府庁の場合、下立売通りと新町通りの交わる交差点から西へ行った下立売通り沿いに(正門が)あるんだな、というのがわかります。



a1264655430436.gif




碁盤の目に整然と道路整備されている京都市中心部。
道路名さえ分かれば、町名の場所がわからなくてもある程度特定できます。


古都京都の伝統的な住居表示。
面白いです。



posted by ゴン at 19:00 | Comment(0) | 地名 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする