プリツカー賞

2015.02.04



「プリツカー賞」をご存知でしょうか?




プリツカー賞とは、

アメリカのホテルチェーン「ハイアットホテルアンドリゾーツ」のオーナーであるプリツカー一族が運営するハイアット財団から建築家に対して授与される賞である。

1988年、ニューヨーク・タイムズの記事が、「建築家にとってこの賞は、科学者や作家たちにとってのノーベル賞のようなものだ」と書いて以降、「建築界のノーベル賞」と紹介されることもある。

(ウィキペディアより引用)



建築界で権威あるこの賞に、実は2年連続で日本人が選ばれているという事実。
意外と知られていないですね。




■2013年受賞  伊東 豊雄(いとう とよお)


ミキモト銀座2丁目本店(所在地:東京都中央区)



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スイーツアベニューホテル(所在地:スペイン)



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■2014年受賞  坂 茂(ばん しげる)


壁のない家(所在地:長野県)



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共同住宅(所在地:東京都練馬区)



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プリツカー賞は、建築を通じて人類や環境に一貫した意義深い貢献をしてきた建築家を選考対象としているそうです。

過去、安藤忠雄をはじめ、7名もの日本人が受賞。
日本人としては誇るべきことですね。



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ホリエモンが考える不動産仲介

2015.02.05



一世を風靡した?ホリエモンこと堀江貴文氏。
週刊朝日の最新刊で不動産仲介の未来について語っています。



ホリエモン「不動産業界に新しい波がやってきている」
週刊朝日 2015年2月13日号


ホリエモンこと堀江貴文氏は、インターネットが不動産業界の仕組みを変えるかもしれないとこう語る。


*  *  *


スマートフォンでモバイルブロードバンドインターネットができるようになって世の中は大きく変化してきているが、その一つの大きな流れが中抜き業者の利益率の低下である。


不動産仲介業というのは典型的な中抜き産業である。

そして規制に守られている。例えば、宅地建物取引主任者の資格がある者がいないと不動産仲介業は営むことができない。

そして業界で物件情報をネットワーク化して共有はしているものの、どこも貸主・借り主の両方に課金している。

そして大体どこも同じような手数料体系である。


しかし、スマートフォンの普及が進んで、抜け駆けをして(つまり通常の市場原理に基づいて競争がはじまったということだ)手数料ゼロ円の業態が出てきたのである。


実質的無店舗営業、営業マンの数を徹底的に減らし、事務コストを徹底的に下げることにより、なんとか利益が出るような業態を考えているようだ。

そのひとつが「ヘヤジンプライム」や「お部屋探しサービス Nomad.(ノマド)」というサービスだ。

「ヘヤジンプライム」は東京23区の賃貸物件のすべてにおいて仲介手数料が無料である。

さらにサイトで見つけた物件を不動産屋に行かずに直接内見できる仕組みも用意している。


他にも手数料を通常よりも減らしている会社がたくさん出てきている。

不動産業界のいわばトレンドのサービスとも言える。

また、内見すら外注できるサービスまで出てきている。


これまでは駅前のいい場所で店頭にコピーした不動産の間取り図を貼っておけば、勝手にお客さんが来店して楽に仲介手数料を取れていたが、今や多くのユーザはネットで検索をしている。

しかし、そういったサイトのビジネスモデルはあくまでも既存の不動産業者への送客支援であり、仲介手数料の一部を徴収していたに過ぎない。


今回の波は根本的に違う。

一部検索機能やコンシェルジュ機能などに定額の少額課金はされているが、少なくとも借りるほうには課金しない業態である。

実は首都圏では不動産物件はダブついているらしいので、貸主はどうしても借りてほしいということから、積極的に物件情報をPRする方向性なのである。

従って貸主から広告費やキックバックという形での収益が当面は大きいらしい。


しかし、この流れが普通になってくると、さらに進んでシェアハウスとかホテルに近いような不動産をもっとカジュアルに借りる形態に変わってくるかもしれない。

これまでは仲介手数料や敷金・礼金などの負担が多く引っ越しの障害になってきたが、引っ越し業も低価格化が進んでいるのと同時に断捨離ブームなどもあって持ち物も少なくなりつつある。

半年単位やもっと短い期間での引っ越しも普通になってくるかもしれない。


私もホテル住まいをしているが、そういうノマド的な生活に対応した、このような業態はもっと増えてくるのだろう。

注目したい分野である。




ホリエモンが不動産仲介について語るのは新鮮ですね。
この通りに進むかはわかりませんが、一理ある内容だとは思いました。


これらの仕組みが『集客できるポータルサイト』に育っていくか。
この点に全てかかっていると思います。



posted by ゴン at 23:59 | Comment(0) | 脱サラ大家日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

債務償還年数の計算

2015.02.06



不動産賃貸業を行うに当たってお世話になるのが金融機関。
事業規模を拡大するには切っても切れない関係です。


各金融機関は、
持ち込んだ案件(物件評価)にプラスして、決算書を元に融資先を格付。

融資条件の判断材料にしています。



最近、買い付けを入れた物件。
横やりが入りつつ・・、仲介様と慎重に進めています。


2015.01.28 「入札物件に横やり」




現在、3行に融資を打診。

内2行から仮内諾、1行は回答待ちですが、各行の融資基準を詳しくお聞きしていて、融資先企業を格付けする際の重要な指標2つを再認識しました。


@債務償還年数
A自己資本比率




この2点は、以前から言われている事で新鮮味は全くありませんが、債務償還年数の計算式が少々興味深いです。



<債務償還年数の計算式>

債務償還年数 = 要償還債務 ÷ 営業キャッシュフロー

   ※要償還債務=借入金残高−正常運転資金
   ※営業キャッシュフロー=営業利益+減価償却費−法人税等



多くの金融機関が『営業利益』を計算式に使っていました。
大家さんが一般的に計算式で用いるのは『純利益』。


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販管費の中に営業外費用や特別損失が含まれていないか。
最終の『純利益』は一緒になっても、格付けには大きな影響がありそうです。



損益計算書を読み込むと、いろんな発見や改善点があるものです。

「純利益は出ているのに貸出金利をなかなか下げてもらえない」
そんな方には絶大な効果があると思います。



posted by ゴン at 22:00 | Comment(0) | 融資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする