羅生門

2015.06.09



『羅生門』


一度は聞いたことがあると思います。

芥川龍之介の小説でしょうか?
黒澤明監督の映画でしょうか?



いずれも京都にあった羅城門が舞台。

平安京があった頃、幅80mのメインストリート朱雀大路があり、その南端に平安京の表玄関として設けられたのがこの羅城門でした。




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平安京は、南北に5.2km、東西に4.5kmの大きさ。
現在の京都市とは微妙に位置が違うのがわかります。




羅城門があった場所をたまたま通りかかりました。




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車内から見ただけですが、現在は石碑のみの様です。

調べてみると、980年に暴風雨で倒壊した後、再建されることはなく1000年以上前から現存していないようです。


80mを誇った朱雀大路も現在の京都市にはほぼ痕跡がありません。
ここがかつて、京都の表玄関だったことを示すのは石碑のみの様です。



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ところで気が付きました?

『羅城門』と『羅生門』


平安京に実際にあったのは『羅城門』。
芥川龍之介の小説と黒澤明監督の映画は『羅生門』。


羅城門そのものが存在しなくなった後年、「生」の字が当てられるとともに、「らせい」が「らしょう」に転訛し、「羅生門」となったものと考えられているそうです。


歴史ロマンですね。



posted by ゴン at 22:20 | Comment(0) | 地名 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする