かつては賑わっていた全国各地の商店街。
最近は多くの商店街が廃れ、シャッター通りになって人通りもまばら。
こうした状況を何とか変えようと、最近、「お化け屋敷」で街おこしをしようという動きがあります。
先日もテレビで、空き店舗を活用したお化け屋敷の特集を見ました。
京都の商店街でも行われているようです。
学生演出お化け屋敷、怖さ本格的 京都の商店街京都新聞 9月22日(火)配信
学生が企画製作を手がけるお化け屋敷「赫鏡(あかかがみ)の家」が、京都市中京区の京都三条会商店街振興組合事務所で開かれ、多くの来場者が叫び声を上げながら楽しんでいる。
昨年に続き2度目の開催。
立命館大や関西大、京都造形芸術大などの学生で作る「京都お化け屋敷大作戦実行委員会(BIG OBA)」の主催。
今年は、より怖がってもらうためのストーリーにこだわった。
音響や建物の構造も工夫した。
顔に大きなやけどを負い、狂い死にした女優が死後もさまよっているという設定。
屋敷に入ると、まずストーリーをヘッドホンで聞く。
声は声優志望の学生が担当し、立命館大情報理工学部のグループが、本当に耳元で話しているように聞こえる音響技術を使って製作した。
友人と来場した日吉ケ丘高3年の女子生徒(18)は「音や通路の狭さで余計に怖かった。汗と震えが止まらない」と、怖さを楽しんでいた。
お化け屋敷の集客力とリピート需要に目をつけた新しい動き。
商店街から遠ざかってしまった人が、お化け屋敷を目当てに戻ってきてくれればついで買いの需要が生まれます。
お金を掛けなくても知恵で街おこしが出来るという典型ですね。