秋の夜長に読書。
この季節になると良く聞く言葉ですが、、、
今年は秋が長くないですか?^^;
なかなか木々の紅葉が進みません。
過ごしやすい季節が長いのは嬉しいですが、今年は暖冬なんでしょうかね。
さて、下記の本を読みました。
田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」
渡邉 格(著)
いろんなビジネス書を読みましたが、間違いなくベスト3に入ります。
韓国でも最近発売されたそうですが、異例のベストセラーになっているとか。
理由がわかる内容でした。
<内容紹介>
どうしてこんなに働かされ続けるのか?
なぜ給料が上がらないのか?
自分は何になりたいのか?
――人生どん底の著者を田舎に導いたのは、天然菌とマルクスだった。
「この世に存在するものはすべて腐り土に帰る。なのにお金だけは腐らないのはなぜ?」
--150年前、カール・マルクスが「資本論」であきらかにした資本主義の病理は、その後なんら改善されないどころかいまや終わりの始まりが。
リーマン・ショック以降、世界経済の不全は、ヨーロッパや日本ほか新興国など地球上を覆い尽くした。
「この世界のあらたな仕組み」を、岡山駅から2時間以上、蒜山高原の麓の古い街道筋の美しい集落の勝山で、築百年超の古民家に棲む天然酵母と自然栽培の小麦でパンを作るパン職人・渡邉格が実践している。
パンを武器に日本の辺境から静かな革命「腐る経済」が始まっている。
経営学やマーケティングの定説を完全否定。
本質を追求すれば、差別化は不要と説いています。
お金だけが「腐らない」。
そのお金が、社会と人々の暮らしを振り回しています。
お金を腐らせ、経済を腐らせ、地域と繋がって利潤を追求しない生活。

資本主義崩壊時代。
次に来るものを提唱している多くのコンサルタントがいますが、その答えを実践している方だと思いました。
近未来の賃貸業に生かせるヒントが数多く書かれています。
是非、一読をおすすめします。