京都に多数現存する京町家。
近年、開発等で解体され減少している現状を危惧し、官民挙げて保存活動に動き出しています。
京都の金融機関も京町家向けローンを拡充。
融資面からも支援しています。
京町家再生物件を見学しました。
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昭和初期築。
もうすぐ築90年のビンテージ建物。
中庭の造園だけでもかなり価値があります。
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この建物の所有者様。
代々所有していた方ではありません。
昨年、収益物件としてこの土地建物を購入されたとか。
購入後すぐ、京都市へ『景観重要建造物』『歴史的風致形成建造物』の申請をして認定してもらい、補助金を受けて大規模改修。
旅館業法の許可を取られ、宿泊施設として運用するそうです。
京町家で旅館業の許可を得るために苦労された様々なお話が、具体的で大変勉強になりました。
観光都市世界一になった京都市。
京町家の活用法として宿泊施設は脚光を浴びています。
実際の現場でお話が聞けたのは斬新で面白かったです。