『アンカリング効果』
ご存じでしょうか?
アンカリング効果とは、提示された特定の数値や情報が印象に残って基準点(アンカー)となり、判断に影響を及ぼす心理傾向のこと。
行動経済学の分野で特に注目されるようになった。(ウィキペディアより)
不動産取引に歪を作る大きな要因ですね。
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家賃5万円の部屋があった場合、通常、内覧者様は建物設備や立地に注目し、設定家賃に見合ったものかどうかを検討した上で借りるか否かを判断します。
そこで、「本日中契約に限り特別に家賃を4万8千円に」と提示することで、先に提示した家賃5万円という情報がアンカーとなり、2千円安いと判断する事で、その物件が「お買い得」に感じられる。
『設備や立地以上に値引という数字に注目してもらう』
これがアンカリング効果です。
不動産取引、家賃設定、不動産鑑定評価、、、、
全てにアンカリング効果が潜んでいます。
アンカリング効果を排除するのは難しいと言われています。
であれば、、、
活用する側に立ちたいですね^^