大阪に現存する古くて象徴的な建物。
数多くありますが、心斎橋のランドマークといえば、大丸心斎橋店本館をご存じの方も多いと思います。
1922〜33年に段階的に完成。
戦災や震災を乗り越え、街並みに風格を与え続けてきました。
↓

しかし、建て替えのため明後日でいったん閉館に。
米国出身の建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズの代表作。
保存運動も起きていましたが、外壁と内装の一部を除いて解体されます。
大正モダンの名建築ですが、老朽化から給排水管の維持や耐震性の確保が課題となり、Jフロントは今年7月、本館の建て替えを発表していました。
とても残念ですが、歴史的価値のある御堂筋側外壁や内装の一部を保存再利用することが決まっているそうです。
新本館は、2019年秋開業。
今から完成が楽しみです。