LPガスの料金体系開示

2016.02.04



地方を中心にプロパンガスが導入された収益物件。
持たれている方多いと思います。


「都市ガス並料金!」
の文言でプロパンに切り替える方もおられます。


しかし、イマイチ料金体系が不明慮。
明確な開示がないうえ、その後、値上げされても家主には通知されません。



少しは改善されるでしょうか。。。




LPガスの料金体系開示を要請 経産省、2万社に
2016/2/4 日本経済新聞



経済産業省は液化石油ガス(LPG)を販売する全国の約2万社に対し、標準的な料金体系を開示するよう求める。

LPガスは全世帯の半数にあたる約2400万世帯が使用しているが、料金体系を公表する事業者は少ない。

4月の電力小売りの全面自由化で消費者は電気とLPガスをセットで供給してもらえるようになる。

エネルギー価格の透明性を高めて公平な市場を整備する。


5日に総合資源エネルギー調査会(経産相の諮問機関)の下に「LPG流通ワーキンググループ」を立ち上げる。

有識者による議論を経て年内にもLPガス業者向けの指針をつくる。


指針にはホームページなどでの料金体系の開示に加え、値上げする際の事前説明も求める。

料金算定の根拠となる使用量の表示や、消費者から苦情を受けた際に素早く対応する体制の整備も促す。


エルピーガス振興センター(東京・港)によると、LPガスの家庭向け小売価格をホームページで開示する業者は0.9%にとどまる。

同業他社に価格を知られると顧客を失うと考える業者は多く、中には書類が残らないよう口頭で料金説明するケースもある。


LPガスは電力・都市ガスに先駆けて1996年に自由化しており、料金の上下に政府は関与しない。

業者が顧客によって大きな料金差をつけるなど不透明な面があった。


東京電力が日本ガスと提携して電気とLPガスのセット販売に乗り出すなど足元では新たな動きが出ている。






情報開示。
当然の流れですね。


posted by ゴン at 23:44 | Comment(0) | 脱サラ大家日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

同行内借り換え

2016.02.05



急劇に下がる長期金利。

5日の東京債券市場では、さらに国債が買われ、満期10年の新発国債の流通利回りが、一時、過去最低の0・035%を付けました。

どこまで行くんでしょうね^^;



昨年までに、ほぼ金利見直しを終えていたのですが、
ここまで下がると、再度の見直しを検討したくなります。


当方は多くの借入が固定金利。
しかし、違約金を払って借り換えをしてもメリットがある水準です。


早速、各金融機関担当者様に、解約違約金の額と借り替えた場合のシミュレーションを依頼しています。


各金融機関とは長いお付き合いをしたいので、他行への借り換えはよほどのことがない限り検討しません。


どこまで下がるのか。
シミュレーション結果を見て、検討を進めたいと思います。


posted by ゴン at 23:30 | Comment(0) | 融資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

南向き信仰崩壊

2016.02.06



高層マンションの南向き人気が崩壊したという記事を読みました。


<超高層マンション>「南向き信仰崩壊」で「北向き」人気
毎日新聞 2月6日(土)配信




超高層マンションが各地で建設されているが、初期の超高層マンションから最新超高層マンションに住み替える人たちの間で、史上初めてとも言える革命的な出来事が起きている。

それは、住宅の「南向き信仰」崩壊だ

住宅ジャーナリスト櫻井幸雄さんが報告する。



(中略)



古来、日本の住宅は、南向きを最善とし、南向き以外は嫌われてきた。

それは、日本独自の風土の影響である。


高温多湿の日本で、住宅はカビとの闘いを強いられてきた。

そこで、理想的な住まいとされてきたのは日が差し込み、暖かい南風が入る南向きの家。

北向きではカビだらけとなり、健康被害が発生しやすい。
だから、嫌われ、疎まれた。


家を買う人は日当たり良好な南向きを理想とした。

窓の数が一戸建てより少ないマンション住戸では、特に「南向き信仰」が強まった。

当初の超高層マンションも、南向きが人気を集め、「北側には住戸を設けない」という事例まであった。


その南向き住戸を購入し、住み続けた人が今、どう思っているか。

じつは、「もう南向きはこりごりだ」と話し、「今度は日が差さない住戸を」と南向き以外に殺到しているのである。


南向きが敬遠される理由は、「超高層は目を遮るものがなく、日当たりが良すぎる」ことが原因。

加えて、近年の日本は夏の暑さが激しい。

猛暑日が続き、40度前後の高温を記録することもある。

そうなると、日当たり良好の南向きは、暑さが半端なく、エアコンが利かない。

エアコンをつけても熱風が出る、というような日もあるという。

そうなると、遮光カーテンを閉じて、日差しを避け、住人は涼しいショッピングセンターなどに避難する、ということが起きている。



◇24時間換気で北向きでもカビは生えない

これに対して、北向きや東向きは、夏の暑さを抑えられる。

一方で、今は24時間換気装置というシステムが備わっているので、北向きであってもカビの心配はない。

もう、南向きに執着する理由はなくなっているのだ。


北向き住戸でも、反射光で室内は意外に明るく、窓から見える景色は順光でみやすい(南向きだと逆光になる)。

だから、北向き住戸の評価がうなぎ登り。

西向き住戸でも、赤外線を遮断するLow-Eガラスやエコガラスを使用すれば、夏の西日の暑さが和らぐ。

そして、首都圏の場合、西向きならば富士山が見えるというケースが多くなる。


西向きの場合、夏は多少暑くなるものの、冬は暖かく、「暖房はほとんど使わない」という長所がある。


どうも、超高層マンションでは南向きより、北向き、西向き、そして東向き住戸のほうが旗色がよい。

一度でも超高層マンションの南向き住戸に住んだことがある人ならば、夏の暑さを知っているので、南向き以外に飛びついてしまうのだ。


夏の暑さが原因で「南向き以外を希望」の傾向が出ているなら、これもまた、地球温暖化の影響のひとつといえそうだ。






一戸建てや低層マンションでは今でも南向きが人気。

高層マンションならではの傾向ですね。



posted by ゴン at 19:50 | Comment(0) | 脱サラ大家日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする