収益不動産を取り巻く変化
2016.02.10
収益物件価格は高値安定。
ただ、不動産価格は値動きが緩やかで、大きなトレンドを見ないと上がっているのか下がっているのかわかりません。
一方、不動産市場を取り巻く状況は大きく動いています。
日銀は先月末、マイナス金利を導入。
10年国債金利はマイナスに沈み、東証RIET指数は急上昇。
金利負担が下がるとの思惑から真っ先に買われました。
しかし、、、原油安と円高で帳消しになりました。
本日も株式市場が大幅下落。
東証RIET指数も乱高下。
一か月チャート。
↓
アベノミクス以降は右肩上がりですが、、
三年チャート。
↓
東証RIET指数。
実物不動産の先行指標と言われているので気になるところです。
一方、昨年8月11日が日経平均株価の直近高値でした。
ということは、明日11日が応答日。
処分売りが相当数出ての下げともいえます。
明後日から反転するのか。
不動産価格を占う上でも、この先の動きは気になるところです。
水道光熱費の課税・非課税
2016.02.11
不動産賃貸業で受け取る家賃。
他にも共益費、敷金、礼金等があります。
皆様ご存じのように、住居用家賃と共益費には消費税がかかりません。
一方、事務所や店舗の家賃は、消費税の課税対象となります。
意外と忘れがちな項目に『水道代』があります。
借主の水道代支払い方法は様々。
@借主と水道局が個別メーターで契約し支払う
A貸主が水道局と親メーターで契約し、後で毎月一定額を借主から徴収
B貸主が水道局と親メーターで契約し、後で子メーターで借主から実費徴収
@は水道局と直接契約なので売上は発生しません。
AとBは全額課税売上となります。
水道料金、別建請求する場合は課税対象。
国税庁のHPに明記されています。
事業規模が大きい方は、水道光熱費だけで数百万円の売上になるはずです。
課税売上が1000万円を超えた場合は消費税を支払わなければなりません。
売上に計上せず、税務調査で申告漏れを指摘されることも多いとか。
注意が必要です。
ちなみに、非課税になる場合も。
各戸の使用実績をとらず、水道料込として家賃共益費に含めると非課税。
介護マンションでよく見る形態ですね。
*当方専門家でありませんので誤りがあっても責任持てません^^;
詳細は各専門家にご相談ください。
地下ピット水没
2016.02.12
自身、初体験の大きな事故が起こりました。
監視盤の『ポンプ故障』が発報。
↓
確認のために地下ピットの蓋を開けて覗くと、、、
↓
写真だと分かりにくいですが10t受水槽が完全に水没。
高さ7〜8mもある地下ピットの大空間が完全に水没していました。。。
当然、給水ポンプも完全に水没。
↓
原因は『定水位弁(FMバルブ)』。
突発的に不具合を起こして閉止されず、受水槽から水がオーバーフロー。
地下ピットが完全に浸水してしまいました。
100t前後の水が漏水したと推定されます。
事故申請は行いますが、
復旧には時間が掛かりそうです。。。