急行停車駅の「マンション価格」

2016.02.27



急行停車駅の土地資産価値は高い。

誰もが実感していることを数値化したデータが記事になっていました。



急行と各停で「マンション価格」はこうも違う
東洋経済オンライン 2月27日(土)配信



急行が停まる駅と停まらない駅とでは、マンション価格にどのくらい違いが生じるのか――。

こんな興味深いデータを、不動産コンサルティング会社のトータルブレインが作成した。



本題に入る前に、マンションを選ぶ際のポイントを押さえておきたい。同社の杉原禎之専務が指摘するのは「沿線力」「駅力」「駅近」の3点だ。



「沿線力」とは、文字どおり、沿線の魅力にほかならない。

マンション選びの際は、自分が今住んでいるエリアから物件を探すケースが多い。

ただし、中にはAという鉄道沿線に住んでいる人が、わざわざ別のBという沿線で物件を探す場合もある。

このように、ほかの沿線からも人が集まってくる路線は「沿線力が高い」といえる。



■ 急行停車駅のほうが「駅力」が高い? 

続いて「駅力」。

駅ビルが充実しているとか、近くにデパートがあるとか、さまざまな要素が挙げられるが、「急行」が停まるかどうかは非常に重要な項目だ。

急行が停まる駅の近くに住んでいるほうが、朝は都心に早く着くし、夜は早く帰宅できるからである。


だとすると、急行や特急が停まる駅ほど人気が高く、マンション価格も割高になるはず。実際のところはどうだろうか。


トータルブレインでは、2013年以降に供給された駅徒歩10分圏のマンション1万9398戸について、平均坪単価(=平均販売価格÷平均専有面積)を算出した。

これを駅ごとに分類したものを、急行が停まるか否かの視点でとらえ直すと、次のような傾向がわかった。


たとえば、京王線で特急が停まる調布の坪単価は309万円。

一方、各停しか停まらない国領や布田の坪単価は、調布よりも都心に近いにもかかわらず、それぞれ236万円、208万円となっている。

同じく京王線では、急行の停まる千歳烏山の坪単価は321万円だが、1つ先の仙川は268万円、2つ手前の八幡山は288万円だった。


東急東横線では、急行が停まる学芸大学の平均坪単価は385万円なのに対して、手前の祐天寺は370万円、1つ後の都立大学は327万円となっている。

京浜急行では、京急蒲田の平均坪単価は286万円だが、2つ手前の大森町は217万円、1つ後ろの雑色は225万円だ。


■ 郊外ほど急行停車駅が強い

急行が停まる駅は坪単価が高いという傾向は、郊外でさらに顕著になる。


小田急線では、町田の坪単価は222万円、相模大野の坪単価は191万円。

これは、ずっと都心寄りにある百合ヶ丘の175万円、柿生の169万円よりも高い。

東急田園都市線を見ても、各停しか停まらない市が尾よりも、都心から離れた急行停車駅である青葉台のほうが坪単価は高い、という逆転現象が起きている。



さて、3つ目のポイントである「駅近」にも注目しておきたい。

駅から近い物件ほど人気が高いことはよく知られている。

一般的には「徒歩10分圏内の物件の人気が高い」といわれているが、実際はどうか。


■ 人気の分岐点は「徒歩8分」

トータルブレインは毎年、駅距離別の売れ行き調査を行っている。

2015年のデータを分析した結果、「徒歩8分を超えると、人気がガクンと落ちた」(杉原氏)という。

最近のマンション購入者は「徒歩10分でも遠い」と感じる人が多いようだ。


2014年と2015年を比較すると、この傾向がさらに際立つ。

徒歩8分圏内の物件の人気がさらに上昇する一方、徒歩9分以遠の物件の苦戦がより鮮明になったという。


とりわけ厳しいのが、徒歩13分以上かかる物件だ。

「徒歩13分以上はデベロッパーに駅遠立地の認識があるので価格競争力を持たせているが、それでも駅距離のマイナスがカバーできていない」(杉原氏)。

つまり、多少割高であっても駅近物件を選ぶということだ。

(以下省略)






車社会の地方では駅力はあまり関係ないですが、都市部の賃貸物件でも参考になるデータですね。


posted by ゴン at 21:00 | Comment(0) | 脱サラ大家日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする