家具の固定
2016.04.22
熊本地震の後、家具の転倒防止グッズが売れているそうです。
家具の下敷きになったらゾッとします。。。
購入費用を助成する自治体もあり、積極的に設置検討したいですね。
家主の立場として考えなければいけないことがあります。
『家具等の転倒防止のための穴あけは、善管注意義務違反による損傷に分類』とされています。
つまり、賃借人は退去時補修義務を負っていることになります。
地震対策が叫ばれている中、
賃借人がネジを使って転倒防止対策をとることは当たり前。
現在でも、画びょうやピン穴、エアコン設置による壁のビス穴は『一般的に生活する上で必要な行為』とされ、原状回復義務は不要です。
個人的には、家具の転倒防止対策についても「一般的に生活する上で必要な行為」に含めてもよいと思います。
ちなみにホームセンターに行けば、
ネジ固定式以外にもツッパリ式の転倒防止柱も売っています。
↓
これなら穴あけ不要ですね。
正しく設置して安全を確保しましょう。
ネットでこんな転倒防止商品!?を見ました^^
↓
物件所有者が変われば利回りも変わる2
2016.04.23
数年前に売却した1棟物物件。
突然、現在の所有者が委託している管理会社から電話がありました。
高圧的な態度。。。
少し口論になりました^^;
内容は書きませんが、現管理会社の怠慢による不具合。
旧所有者の当方に言われても全く意味が分からず筋が通らない話です。
しかも、売却して3年近くも経過しての話。
ほぼ言いがかりに近く議論は平行線。
結局、なぜか一方的に電話を切られ話は終わりました。
だったら最初から掛けてくるな!って感じです^^;
気になって現在の物件状況を見てみました。
約1年前、売却時より募集家賃が15%下がって入居率は75%でした。
↓
2015.03.28 「物件所有者が変われば利回りも変わる」
今回見てみたら、、、
売却時より募集家賃が約20%下がって入居率は85%でした。
こんな態度の管理会社なら当然と思います。
現在の所有者は何もしていないと思いますし、
この管理会社は家主のことを全く考えていません。
ろくに管理業務を遂行せず、
何もしなくても決まる(地域最安置の)家賃で運営され続けると思います。
怖いです。。。
強電と弱電
2016.04.24
不動産賃貸業では、設備等の電気工事がよくあります。
お抱えの電機屋さん。
お持ちの方も多いと思います。
『弱電工事』
たまに耳にされないでしょうか?
使用電力が少ない通信機械を弱電と呼び、その工事を弱電工事と言います。
大きな電流を使う工場などの電気機械や、モーターを使った家庭用の電気器具を「強電」と呼び、「弱電」はその対語ですね。
電気信号を伝えたり、その電気信号で機器を制御する電気工事が弱電工事。
弱電工事では、ノイズに対する対処が最も重要。
ノイズは誤作動の原因になります。
曲がりなりにも?研究職だった会社員時代。
ノイズが引き起こす誤作動には嫌というほど悩まされました。
不動産賃貸業の場合、電話やLAN配線、インターホン、テレビアンテナ、自動火災報知などが弱電分野に該当します。
強電系に比べて弱電系はお世話になる機会が少ないのが現実ですが、お抱え業者様がいると、いざという時にはとても重宝すると思います。