不動産投資本

2016.08.10



私が不動産賃貸業をはじめたのが2006年。

当時、不動産投資に関する本は数えるほどしかありませんでした。


10年たった今。
ものすごい数の関連書籍が出版されています。




たまに立ち寄る大型書店。

元々、「不動産」棚の一部に並んでいましたが、先日行ったら独立。
「不動産投資」の棚が手書きで新たに設けられていました。



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この棚全ての本が不動産投資関連。

恐ろしい数です。



ちなみに当方。
ほぼすべての本を拝読しています。



たった1500円前後でノウハウのヒントが手に入ります。

対費用効果、とても高いと思います。








しかし、ここまでメジャー化すると、どんな投資であっても何かが起こるとよく言われますが、、、不動産投資の場合はどうなんでしょうかね。



posted by ゴン at 21:00 | Comment(0) | 脱サラ大家日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

サブリースに説明義務化

2016.08.11



以前からトラブルになることが多かった「サブリース」。
説明義務が求められる様です。



「家賃保証」アパート経営、減額リスクの説明義務化
朝日新聞デジタル 8月11日(木)配信




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賃貸アパートのサブリースの仕組み




「全室を一括で借り上げる」「家賃は保証する」と業者から誘われ、借金までしてアパートを建てたものの、数年後に家賃を減額された――。

そんな苦情が相次いでいることから、国土交通省は「将来は家賃が減る可能性がある」との説明を賃貸住宅管理業者に義務づける制度改正を決めた。

金融緩和を背景に今後も相続税対策などからアパート経営に乗り出す人は増えるとみられ、トラブル防止を目的に規制を強化する。


土地の所有者が建てたアパートなどを業者が一括で借り上げ、入居者に貸し出す「サブリース」と呼ばれる契約が対象。

入居者集めや管理は業者が行い、空室に関係なく毎月一定の家賃を支払う。

不動産取引では通常、業者に様々なリスクの説明を法律で義務づけているが、サブリースはその対象にならない。

個人の大家も不動産事業者で、対等な業者間の取引とみなされるため、消費者並みの保護の仕組みはなかった。


しかし、近年は個人の大家を中心に「契約時に『30年一括借り上げ』『何もせずに安定した家賃収入』などと言われたのに途中で強引に減額された」「業者から契約解除を要求された」などの苦情が急増。日本住宅性能検査協会には過去5年間に477件の相談があった。






30年一括借り上げ期間中。
家賃が下がるのは当たり前です。

全国にある古いアパートの家賃を調査すればすぐわかること。



強引な営業も問題ですが、何も知らない(勉強しない)まま「楽々アパート経営」できると安易に考える方にも責任があると思います。


何もせず楽して儲かるビジネスは無いということですね。



posted by ゴン at 20:00 | Comment(0) | 脱サラ大家日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

訪日外国人需要に陰り!?

2016.08.12




訪日外国人の爆買いがなくなって約半年。


免税販売大手ラオックスが本日発表した2016年6月中間決算。
売上高が前年同期 比22・4%減の350億円、営業利益が同90・9%減だったとか。

純損益は赤字転落だそうです。
一年前では考えられない決算内容ですね。


そして、宿泊施設にも影響が出てきたか!?
そんな記事です。



外国人宿泊「前年超え」止まる 京都の32ホテル、円高影響か
京都新聞 8月11日(木)配信



京都市内の主要32ホテルに宿泊した人のうち外国人の占める割合が、6月は前年同月と同じ39・0%となり、26カ月連続で続いた「前年同月超え」がストップしたことが、京都文化交流コンベンションビューロー(中京区)の調査で分かった。

為替の円高などの影響とみられ、高い客室稼働率を支えるインバウンド(訪日外国人)需要に減速感が漂い始めている。


客室利用に占める外国人比率が前年同月を上回らないのは、2014年4月の調査開始以来初。

同ビューローは急激に進んだ円高に加え、安価な民泊施設の増加などが影響していると推測する。


国・地域別の利用者数は、台湾が前年同月より15・3%減、韓国も17・5%減った一方、中国は6・7%増えた。英国は0・6%増で、これまでの高い伸び率が鈍化した。


6月の平均客室稼働率は90・6%で、前年同月より2・2ポイント伸びた。


京都ホテルオークラ(中京区)では、6月の外国人宿泊比率が前年を下回った。

8〜9月の予約状況も昨年よりやや低調で、「右肩上がりが続いたインバウンド需要は変わり目に差し掛かっている」と動向を注視する。


市内の宿泊特化型ホテルの担当者は「昨年があまりに良すぎた」と明かし、「円高は遠方から来る欧米客ほど影響が出やすい。

大阪などのホテルに引きずられ、京都も宿泊単価を下げる動きが広がる可能性がある」と懸念する。


ただ訪日観光客数は、鈍化したとはいえ増加傾向で、1〜6月の32ホテルの外国人宿泊割合は前年同期比3・1ポイント増の37・4%。

台湾人の減少で、外国人客に占める東アジアの客の割合は2・1ポイント減の49・9%となるなど、国・地域別構成比も変化しつつある。






京都の民泊が好調なのを考えると、記事内で指摘しているように、民泊施設に訪日外国人が流れていると言えます。


ここ最近、京都市内では新築ゲストハウスが多数建築されています。
しかし、訪日外国人だけをあてにしていると将来足元をすくわれかねません。


慎重な判断が必要ですね。



posted by ゴン at 22:20 | Comment(0) | 脱サラ大家日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする