今年もノーベル賞が発表され、日本人は大隅氏が生理学・医学賞を受賞したことで盛り上がりましたね。
ノーベル賞の賞金は「非課税」。
所得税法第9条の非課税所得に記載されています。
ところが、、、
経済学賞だけ課税対象なのをご存じだったでしょうか?
ノーベル経済学賞とは通称であり、正確に言うと「アルフレッド・ノーベル記念スウェーデン国立銀行経済学賞」と呼ばれる。
スウェーデン国立銀行設立300周年の記念として設立された賞である。
つまり、厳密にはノーベル賞とは異なるのだ。
一般的にはノーベル経済学賞として認知されていることが多いが、これは日本のメディアが単純に分かりやすく伝えているためだと考えられる。
実際、ノーベル経済学賞は「5分野+1分野」などといった表記がされる。
またノーベル経済学賞だけ「経済学賞」だけで呼称されることもある。
これはノーベル賞とは区別するためだ。
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800万クローナが賞金として渡される。
これは今のレート(1クローナ=約11.648円)で言うと約9300万円である。
この賞金をノーベル賞受賞者はノーベル基金から拠出される。
一方、経済学賞の場合はスウェーデン国立銀行が拠出する決まりになっている。
これはノーベル自身がノーベル賞としては認めていないからだ。
賞金は一時所得。
最高税率の45%が課税されると約3700万円程度が課税されます。
過去日本人受賞者は無く、個人的にも全く関係ない話ですが、、、
なんかやるせない感じですね^^;