『空き家バンク』をご存じでしょうか?
空き家バンクとは、自治体等によって運営されており、空き家の所有者と利用希望者をマッチングをする仕組みです。
空き家バンクは営利を目的としていません。
自治体の運営なので、
無料が最大の特徴でしょうか。
移住者を募って定住を促進させ、さらには空き家問題の解消にも役立つ制度とあって、全国1719市町村のうち、3分の1に近い約500の自治体が空き家バンクを立ち上げています。
なかでも、成約数を伸ばしているのが長野・佐久市と栃木・栃木市。
長野・佐久市は2008年から空き家バンクを開始し、2017年3月31日現在で累計444件の成約数だとか。
移住促進にも積極的。
購入費用最高20万円と、空き家バンクを通して購入した場合はプラス20万円、さらに物件の改修費用として最高10万円の補助金を交付しています。
栃木・栃木市の空き家バンクは、2014年1月に立ち上げ、さらに翌年には、空き家対策と定住促進専門の住宅課も設置。
PRに力を入れたことで、利用者が急増。
今年6月26日現在で、利用登録者数408件、成約件数84件に達しています。
2市に共通するのは
地元の宅建協会と提携。
市が積極的に空き家物件を調査・収集し、バリエーション豊かな物件を常時そろえている点が特徴です。
自治体が間に入って地元業者を紹介してくれる安心度もポイントですね。
売るにせよ貸すにせよ、まずは地元の空き家バンクに問い合わせるのが、今時の空き家活用法になりそうです。
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