土地は捨てられるのか

2017.12.12



興味深い裁判が現在進行形です。




原告である司法書士の男性。

2014年、島根県の山林を父親から生前贈与で受けました。



その3週間後、男性は山林の所有権を「放棄」すると主張。

所有者のいない不動産なので国が引き取るべきだと訴えを起こしました。





民法239条「所有者のない不動産は、国庫に帰属する」


もし不動産の所有者が所有権を放棄できれば、放棄→国庫帰属となるのですが、どんな場合に国庫に帰属するかという基準はずっとあいまいでした。



そこでこの司法書士は、土地の所有権を捨てることを目的として、あえて父親から贈与を受けて所有権を取得した上、訴訟で所有権放棄を訴えました。




「土地は捨てられるか」が争われた珍しい裁判になりました。



今年5月、松江地裁は、

土地の負担および責任を国に押し付けるものとして原告の訴えを却下。



現在、原告は控訴をしている状態です。




地方を中心に過疎化によって資産価値のない土地が増えている日本。

固定資産税から逃れるために、タダでも手放したい人がいるのは事実です。




国相手の裁判なので、厳しいとは思いますが、、、

一石を投じる面白い裁判だなと注目しています。




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posted by ゴン at 23:00 | Comment(4) | 脱サラ大家日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする