全国的に収益物件向け融資が厳しくなったと言われています。
スルガ銀行問題から一気に蛇口が絞られましたね。
しかし、、、
関西地区に絞れば、全く融資が出ないといった話はあまり聞きません。
事業規模投資家には、あまり融資が絞られている実感もありません。
もちろん、関西でも一部金融機関では実際に融資が絞られています。
しかし一方で、今でも普通に融資を受けて買っている人がいます。
大阪は今でも約半分の建物が違法建築と言われています。
平成7年に発生した阪神淡路大震災以前の建物は約7割が違法建築とも。
融資条件の常識が関西では当てはまらない地域ではあります。
しかも、関西は全国的にも突出して金融機関数が多いです。
大阪府に本店がある金融機関。
拾い出してみると23行もあります。
↓
•地方銀行(2)
近畿大阪(大阪市中央区)
池田泉州(大阪市北区)
•第二地方銀行(2)
関西アーバン(大阪市中央区)
大正(大阪市中央区)
•信用金庫(7)
大阪(大阪市天王寺区)
大阪厚生(大阪市中央区)
大阪シティ(大阪市中央区)
大阪商工(大阪市中央区)
永和(大阪市浪速区)
北おおさか(茨木市)
枚方(枚方市)
•信用組合(11)
大同(大阪市西区)
成協(東大阪市)
大阪協栄(大阪市中央区)
大阪貯蓄(大阪市淀川区)
のぞみ(大阪市中央区)
中央(大阪市福島区)
大阪府医師(大阪市天王寺区)
大阪府警察(大阪市中央区)
近畿産業(大阪市天王寺区)
毎日(大阪市北区)
ミレ(大阪市北区)
•労働金庫(1)
近畿労働金庫(大阪市中央区)
近畿(2府4県)に本店を構える金融機関を数えてみると、
地銀7行、第二地銀3行、信金29金庫、信組21組合、労働金庫1金庫。
合計61の金融機関があります!
これ以外にも他地域金融機関の支店もあります。
当然、都市銀行も支店を構えていますし、
中国や四国、中部、北陸地方の金融機関なども大阪に支店を構えています。
これらを合わせると、
大阪に本支店を構える金融機関数は100行近くと思います。
これだけの数があれば、、、
当然、いつの時代も、どこかの金融機関が融資しますよね。
関西でメガ大家さんが多いのも、
過剰な金融機関数による貸出競争があるからだと言われています。
様々な融資情報(特に首都圏から)が全国に向けて発信されますが、
関西地区では全ての情報が当てはまらないといえます。
情報をそのまま鵜呑みにせず、自分の足で確認するのが重要だと思います。

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