2016年4月、電力小売全面自由化が始まりました。
約300社の新電力が電力供給を開始。
低圧電力は、各社価格が明示され競い合っていますね。
一方の高圧電力。
価格交渉によって供給価格が決まります。
当方が所有する、ある高圧受電物件。
交渉の結果、数年前に関西電力から新電力に変更し、
年間、数十万円の電気代削減となりました。
ところが、新電力シェアの拡大に対し関西電力も黙ってはいません。
顧客の引き留めと新電力からの取返しに必死のようです。
当方にも関西電力から、「戻ってきてほしい」と価格提示がありました。
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新電力に変更して、だいぶ安くなっていましたが、
今回の関西電力の提示額は、新電力の値引き率の約3倍でした。
まさに『3倍返し』
以前の新聞記事で、
『大手電力の割引の仕方に対し、新電力からは「ダンピング(不当廉売)ではないか?」との声が上がっている』
と書かれている記事を読みましたが、あながち大げさで無いかもです。
高圧受電設備は、
電気主任技術者を選任し、毎月、保安管理点検が必要です。
しかし、これだけ安くなるなら、
電気使用量がある程度ある物件はメリット大と思います。
低圧と高圧
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大手電力会社の底力を見せられた気がします。

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