スルガ銀行のシェアハウス向け不正融資問題。
驚きの報道がありました。
元本 最大7割カット 不正融資でスルガ銀検討2018年11月30日 中日新聞朝刊
スルガ銀行が、シェアハウス向け不正融資問題で返済に行き詰まった物件所有者に対し、最大70%の元本カットを検討していることが分かった。
問題を重く見た銀行側が、大幅な譲歩が必要との判断に傾いた。
不正度合いなどに応じてカット率の目安を設け、個別に交渉する。
今後、金融庁や関係者などと詳細を調整する方針で、
数字が上下する可能性もある。
金融庁は十月に出した業務改善命令で、シェアハウス向け融資の債務者への金利引き下げや、返済条件の見直しなどを求めている。
スルガ銀は、返済条件の変更などは「物件などの状況を踏まえて個別に対応する」(広報)としているが、一定の目安を設定することで手続きの迅速化を図る。
関係者によると、融資の返済額が賃料収入を上回り、収支がマイナスの場合に、最大70%までの範囲で元本カット率を調整する。
銀行側が預金残高の水増しといった不正を知りながら融資したケースや、所有者が改ざんに気付いていながら融資を受けたケースなど、個々の状況に応じてカット率を増減させる方向で検討している。
一方、シェアハウス所有者の弁護団は過剰債務を背負わせた不法行為として、融資契約の白紙化などによる一斉解決を求めている。
元本一部カットか〜。
当事者の心情は十分理解できます。
しかし、自己責任で買ってゴネたら救済というのは。。。
不正の上に成り立つ契約とはいえ、元本カットには驚きました。
但し、この報道に対して、
当のスルガ銀行はすぐに火消しのコメントをHPに掲載。
↓
先日、金融庁が元本カットに言及していた事や、
火のない所に煙は立たないと考えると、報道はある程度真実かもですね。
しかし、すでに他行に借り換えした人や現金手出しで売却済みの人、
自己破産した人はどうなるのでしょうか?
報道が本当なら、これはこれで揉めそうな予感です。
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