不動産賃貸業を行う場合、いや、、、賃貸業に限らず、
何らかの事業を行う時に一番必要な知識は会計だと思います。
会計知識は金融機関とのコミュニケーションの基本ですし、
会計知識がないと次の経営戦略も練れません。
結果、行き当たりばったり投資法になってしまいます。
ビジネスから会計知識(数字)を切り離すことは出来ないでしょう。
しかし残念ながら、、、不動産賃貸業を行っている方で、
税引き後利益(手残り)を全く計算しない投資家がいるのも事実。
『物件価格1億円(土地建物各50%)・築17年RC造・表面利回り10%』
この物件を、金利2.5%の30年フルローンで購入した場合。
手残りはいくらでしょうか?
運営経費率15% 、空室率10%、税金30%と仮定した場合、
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手残りは約168万円/年
計算すればすぐにわかりますが、
運営経費や空室が増えれば、すぐにキャッシュアウトしてしまいます。
わかって購入する方は全く問題ありません。
それぞれの考え方や対策をお持ちなんだと思います。
しかし、購入前に何も検討(計算)しないまま購入し、
『こんなはずじゃなかった』と後悔する方がいるのも事実。
収益不動産は、『買う』のが目的ではありません。
『収益』をあげるのが目的です。
数字は嫌いと言わず、必ず検討(計算)することが必要だと思います。

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