借入金利の見直し。
事業者の収益アップに直結するのでインパクト大です。
しかし、不動産賃貸業は入居者様の入居があって成り立つ商売。
自分の収益ばかりに捕らわれ、入居者様目線が欠如していると、
入居率低下や短期退去に繋がります。
よくクレームで聞くのがプロパンガス供給のガス料金。
オール電化や都市ガスに比べ、ガス単価が高くなりがち。
入居者様が高いガス代を理由に退去することもあると聞きます。

家主との貸与契約時は安く提示を行っていても、
その後、過剰に値上げしている可能性がゼロではありません。
契約後、家主がガス単価を確認する可能性が低いからでしょう。
今回、所有物件の中で、プロパンガス供給物件の料金単価を調査。
その結果、都市ガス料金と同等で供給契約している物件を除き、
プロパンガス供給会社を切り替える方向で話を進めています。
切替交渉の結果、入居者様にとっては、ガス料金が10%以上下がり、
さらにガス料金の支払い額に応じて、ポイントが付与されます。
汎用性のあるポイントなのでネットや街の店舗で利用可能。
もちろん、家主側も新たな設備投資をして頂けるのでメリットがあります。
win-winの貸与契約ですね。
近年の不動産賃貸業では、
入居者様に長期間ご入居頂くことが安定経営に繋がります。
継続的かつ着実な住環境改善がこれからも重要だと思います。

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