まさに、金融緩和地獄でしょうか。
黒田総裁、必要なら「緩和検討」=日銀、景気回復シナリオは維持6/20(木) 時事通信配信
金融政策決定会合後に記者会見する日銀の黒田東彦総裁=20日午後、日銀本店
日銀は20日の金融政策決定会合で、長短金利操作を柱とする大規模緩和策の維持を賛成多数で決めた。
会合後に記者会見した黒田東彦総裁は世界経済について「今年後半から成長が加速するシナリオは変わっていない」と強調。
一方で米中貿易摩擦などをリスク要因に挙げ、「物価上昇の勢いが損なわれれば、ちゅうちょなく追加緩和を検討する」との考えを改めて示した。
各国の金融政策をめぐっては、米連邦準備制度理事会(FRB)が19日の会合で年内に利下げする方針を示唆。
欧州中央銀行(ECB)も利下げの検討を表明するなど、主要国で緩和姿勢が鮮明になっている。
こうした動きに黒田総裁は、「主要国の金融政策が国際金融市場や世界経済に影響を及ぼす可能性はある」と指摘。
金融市場の動向なども注視しながら、「適切な金融政策運営を行う」と語った。
日銀がすっと買いまくっている株。
どこまで行っちゃうのか気になります。
というか、
これだけの規模で持った株の売却(出口)は将来可能なのでしょうか。。。
ただでさえ、銀行のビジネスモデルが崩壊しかけている中で、
運用益が下がる金融緩和は銀行に引導を渡す可能性すらありますね。
今年4月、日銀が発表した金融システムリポート。
約6割の地方銀行が10年後に最終赤字になるとの試算を示しました。
↓

2016年からの「マイナス金利政策」により、金融機関の業績が悪化。
そこで、個人向け融資へと舵を切った結果、
不動産投資ローンやカードローンなどが一気に増えました。
マイナス金利の赤字を埋める役割が不動産向け融資の拡大でした。
しかし、社会問題化した現状では、不動産投資ローンの審査も厳格化。
運用先に困窮しているようですね。
素人なので景気対策の方法論なんてわかりませんが、、、
『景気が良くなってほしい』というのは皆さん一致の意見だと思います。

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