2014年当時。
イケアは、全国の地方都市に出店する計画を発表しました。
その中には、札幌も含まれていました。
ところが今回、札幌への出店計画を撤回したと発表しました。
イケア、札幌出店を撤回 都心小型店やネット販売強化8/4(日) 北海道新聞
スウェーデン発祥の家具販売大手イケアの日本法人イケア・ジャパン(千葉県船橋市)は、2020年までの札幌出店計画について、撤回したことを明らかにした。
今後は東京都心への小型店出店や、オンラインストアの充実に経営資源を集中するとしている。
14年に札幌などへの出店計画を発表
イケアは14年に、札幌を含む地方都市などへ積極出店し、当時の6店から20年までに14店体制とする計画を発表。
現在は仙台や長久手(愛知)を含む9店舗まで増えたが、親会社が昨年に「ビジネスを刷新し再構成する」と方針を転換。
2万平方メートル超の大型店を郊外に出店するビジネスモデルから、大都市の都心部に小型店を出すことを軸とする計画を示した。
イケア・ジャパンは来春までに、東京・原宿に小規模店舗を出す。
売り場面積は既存店の1割ほどとなる約2500平方メートルで、同社は「今後も同規模の店を東京23区内に数年間で複数出すための準備を進めている」とし、小規模店も含めて道内への出店は現時点で考えていないという。
ニトリの存在も影響か
(中略)
イケア関係者によると、東京や大阪などの都市部に比べ、地方店はおおむね苦戦しているという。
道内では同業の国内最大手ニトリの存在も大きく、札幌出店は採算性確保の見通しが立たなかったことも、方針転換に影響したもようだ。
北海道といえばニトリのお膝元。
ニトリも都市部を中心のテナント型小規模店舗が増えています。
イケアも同様の考え方に舵を切ったということですね。
札幌に複数物件を所有している立場としては残念です。
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