ランチェスター式不動産投資
2019.11.10
定期的に発売される不動産投資の本。
基本的には全て拝読しています。
その中で、ちょっと視点の面白い本を読みました。
投資オンチでもできた
弱者逆転の「ランチェスター式不動産投資成功術」
夏山 栄敏 (著)
本書は、小が大に勝つためのランチェスター戦略。
ゼロから出発したサラリーマン大家さんが
不動産投資で成功するための戦略が書かれています。
代々の地主さんや財閥系の賃貸事業者以外は全員弱者。
中小弱者は差別化戦略をとれ、と書かれています。
・簡単にまねされる差別化は差別化ではない
・顧客に評価されない差別化は差別化ではない
局地戦、接近戦、一騎打ち戦、一点集中主義、陽動戦。
要点がわかりやすくまとめられていてとても読みやすいです。
ランチェスター戦略。
不動産投資にも十分活用できることがわかる良書だと思います^^
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外壁塗装工事着手
2019.11.11
先月から始まっている札幌マンション8号の大規模改修工事。
着々と進んでいます。
店舗廻りも改修が進んでいます。
↓
外壁塗装工事。
下塗り塗装が終わり、上塗りが一部始まっています。
↓
外壁色。
今回はこの色を含めて4色で塗り分けます。
どんな仕上がりになるか。
楽しみです。
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タワーマンション禁止条例
2019.11.12
事実上のタワマン建設禁止条例。
神戸市が全国でも珍しい条例を成立させました。
神戸市 タワマン禁止条例で住環境を立て直し11/12(火) ニュースソクラより抜粋
最近、神戸市がマンションにかかわる積極策を次々と打ち出している。
まず、7月1日、神戸市中心部のタワーマンション建設を規制する「市民の住環境等をまもりそだてる条例」一部改正案が、市会本会議で可決、成立した。
来年7月1日に施行される。
この条例で、JR三ノ宮駅、阪急神戸三宮駅、阪神神戸三宮駅の南側約22・7ヘクタールが「都心機能高度集積地区」に指定され、住宅の建設が禁じられる。
その外側の新神戸駅やJR元町駅、JR神戸駅を含む周辺約292ヘクタールは、「都心機能活性化地区」とされ、1000平米以上の土地に建てられるビルの住宅部分の容積率が最大900%から400%に下げられる。
これで高層マンションの建設は事実上不可能となる。
まさにタワーマンション禁止条例である。
神戸市が中心部からタワマンを締め出すのは、狭いエリアでの建物の高度化が限界を超えたからだ。
高度化が行きつくところまで行った反動である。
長年、神戸市は、行政・文化・観光など、多様な都市機能を集積させる目的で高い容積率を認めてきた。
その結果、神戸市内には約70棟のタワマンが建った。
JR三ノ宮駅などの立地する中央区には20数棟が集中している。
しかし、タワマンの建設ラッシュは急激な人口増加をもたらし、インフラの立ち遅れを招く。
小学校や保育所といった教育関連施設が足りず、災害時の避難場所や備蓄の確保にも赤信号が灯る。
「都市機能の集積」どころではなくなった。
さらに大規模なタワマンはストローのように住宅需要を吸い上げるので、郊外の過疎化を押し進めるとみられる。
なべてタワマンは賃貸率が高く、住民の管理組合や管理費、修繕積立金への意識は低い。
維持管理が滞り、将来的には地域の重荷になりかねない。
こうした事情からタワマン禁止条例が導入されたのだった。
不動産、建設業界は不満たらたらだ。
中堅ディベロッパーの幹部は、「タワマンを禁じても郊外の住民が増えるわけではない。魅力のない街に人はきません。結果的に街が寂れて税収も減り、市の財政が悪化するだけ」と嘆く。
ディベロッパー幹部が言うように、郊外の人口が増えるとは思いません。
一方、このまま放置すれば、駅前の商業施設が激減し、
観光都市としての魅力が激減。
単に、大阪のベットタウンになってしまう可能性もあります。
条例によって、商業施設等を増やし、街の活性化を目指すようですが、
神戸市の人口は、川崎市に抜かれ政令市で7位に転落。
若者を中心に人口流出が続いており、
タワーマンションの規制が「もろ刃の剣」となる可能性があります。
大阪は政策的にどんどん高層化を進めていますが、
神戸市のタワマン禁止条例の影響はどう出てくるのでしょうか。
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