いずれこうなるだろうな、、、
とは思っていましたが、新規参入の原則お断りとは思い切りました。
京都市、宿泊施設の新規参入「お断り宣言」 急増で誘致方針転換2019.11.20 産経WEST
京都市の門川大作市長は20日、市中心部で急増する宿泊施設について、「市民の安心、安全や地域文化の継承を重要視しない宿泊施設の参入を今後はお断りしたい」と述べ、これまでの誘致方針から一転、市が求める施設以外の新規参入を受け入れない考えを明らかにした。
市内では観光客の急増が市民生活に影響を及ぼす「オーバーツーリズム」が問題化している。
門川市長は「京都は観光のための都市ではなく、市民の暮らしを大事にしなければいけない。覚悟を決めて『お断り宣言』した」と説明した。
今後は宿泊施設の建設に先立ち、事業者側が地域住民の理解を求めるための手続きを充実させることを検討。
来年度以降の制度化を目指すという。
市は平成28年からホテル誘致に取り組み、宿泊施設は約3万室から約4万6千室(今年3月末時点)に増えた。
一方で、民泊などでは周辺住民とのトラブルが発生している。
ただし、大川市長の定例記者会見をよく見ると、
需給のバランスには地域で差があることから一律的な規制はしない方向。
市が求める新規参入は排除しないようなので、
市が許可の可否を決める権限を持つということが主な趣旨ですね。
ここ1年、京都市内の宿泊施設の稼働率は落ちているようで、
宿泊単価も全体的に下がっています。
京都市の資料を見ると、2014年に1,002施設だった市内の宿泊施設数は、
年々その数を増やし、2018年には2,866施設にまで増加。
稼働率が落ちるのも納得です。
宿泊施設の数はもう十分。
今後は質の向上に努めるということでしょう。

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